8回戦(3勝5敗)
勝利投手 岩崎2敗5セーブ
敗戦投手 森下1敗
(C)-
(T)-
打点
(C)-
(T)森下①
投手
※数字は自責点
(C)森下①
(T)大竹-岩貞-岩崎
先発森下は6被安打も粘りの投球で8回2/3まで無失点で投げ抜く。
打線は大竹に三度抑えられて毎回走者を出しながら無得点の拙攻。
最終回に森下が森下に適時打を浴びてサヨナラ負けを喫する。
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現在、広島で開催中のG7サミットにウクライナ大統領がやって来た事で試合中継が一時中断する一幕もあったこの試合。
肘の故障から復帰以降2試合連続でQS以上ながら、そのパフォーマンスは決して圧倒的とはいえなかった森下暢仁でしたが、3戦目となった今日は素晴らしい結果を残しました。
序盤こそは危ない場面もありましたが、以降は安定してあれよあれよと9回まで無失点で投げ抜いて記録上は今季初完投を見せてくれました。
また、8回終わった時点で球数も90前後という点も考えると水曜日の九里亜蓮の時とは異なり続投させたベンチの判断は決して間違いとまでは言えないでしょう。
というより、これだけ打線が打てないなら継投に入ったとしても結果は同じだったと考えるべきで、それよりもこれだけ彼が調子を取り戻してくれた事をまずは喜ぶべきかと思えます。
その打線。
実況がライアン・マクブルームを間違えて「エルドレッド」と呼んでしまう一幕もありましたが…それは走者だけは出しながら全く点が取れる予感がしなかった事への皮肉と嘲笑だったと思うのは私だけでしょうか。
昨日は一時5点差を追いつかれてなお突き放した打線でしたが、ここまで2試合で1得点しかできていない相手先発の大竹耕太郎相手に今日も歯が立ちませんでした。
元来カープというチームはベンチも選手もたいして相手投手を分析する事など出来ない集団ですから、これだけ何度も抑えられているという事はもう今季は絶対に彼を攻略するなど出来ないという事かと思えます。
せいぜい出来そうな事といえば彼と対戦する機会がもうない事を祈るか、相手ベンチのまえで監督以下全員土下座でもして登板しないように頼むしかないでしょうね。
もっとも、この大竹を攻略できていないのは我々のチームだけではないのですが…。