8回戦(3勝3敗2分)
勝利投手 九里1勝4敗
敗戦投手 赤星4敗
セーブ投手 栗林1敗12セーブ
(C)坂倉3号①
(G)-
打点
(C)羽月①小園②坂倉①
(G)泉口①-赤星①
投手
※数字は自責点
(C)九里②-森浦-矢崎-島内-栗林
(G)赤星③-大江①-ケラー-泉
先発九里は被安打8と不安定な投球で5回1/3 2失点で降板。
打線は4回裏に羽月の適時打で反撃し5回裏に小園の適時打で逆転。
6回以降も常に得点圏に走者を背負う展開も逃げ切りカード勝ち越しを決める。
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以前に沖縄のキャンプを見学に行った友人から聞いた事があります。
ファンへのサインへの応対で最後まで残って対応していた九里亜蓮の姿が大変印象的だったと。
もっとも、そんな個人的なエピソードなど披露せずとも多くのカープファンは九里とはそれだけ真摯かつ責任感の強い投手である事は周知の事実かと思います。
それだけにプロ入り初の開幕投手を務めながら開幕から1ヶ月半以上に渡って勝ち星がないという状況は大変苦しいものであった事は想像に難くありません。
ヒーローインタビューで少し涙を見せたのもその表れだったのでしょう。
はっきり言わせて貰えば今日の九里の投球は毎回被安打に2失点で5回1/3で降板とさほど良いとは言い難いものでした。
しかし、ここまで普通に打てるチームなら軽く5勝程度は出来る投球をしていただけに、ようやく手にした今季初白星は本人は勿論、私を含めた多くのファンはホッとした事かと思います。
これをきっかけになんとか沈滞気味の調子を取り戻して欲しいものです。
一方、2点先制されて最近の調子から考えれば逆転は不可能に見えた打線は羽月隆太郎と小園海斗の適時打で逆転に成功。
特に小園は再び打順が3番に戻されたにも関わらずここ最近では得点圏でしっかりと仕事をしてくれています。
加えて今日は、スタメンマスクをかぶった坂倉将吾が久しぶりの本塁打で海の向こうの大谷翔平一人に追い抜かれたチームの年間合計本塁打数をタイにする活躍。
まあ、守備の面では拙いプレーでピンチを広げましたし、昨年含めた今季の低迷ぶりからどう考えても「育て方を間違えた選手」という評価に未だ変わりはないのですが…。
また、とりあえず4得点と勝利に必要最小限の得点を得る事が出来た打線ですが、今日は今季初4番に入った末包昇大含めて先発全員野手が安打で11安打。
15残塁と記録的な拙攻を見せた相手チームに比べるとまだマシには見えますが、これを多いか少ないかで言えばやはり少ないと言わざるを得ません。
そして、明日はとにかく得点が入らない事で有名な日曜日のデイゲーム。
あまり良い予感はしません。