1回戦(カープ1勝)
勝利投手 床田6勝2敗
セーブ投手 栗林1敗15セーブ
(C)-
(Ba)-
打点
(C)末包②
(Ba)頓宮①
投手
※数字は自責点
(C)床田①-島内-栗林
先発床田は毎回走者を背負いながらも7回1失点の好投。
打線は初回に末包の適時打で先制も2得点に留まる。
投手陣が最少失点で抑えて逃げ切り交流戦初戦を制し4連勝でリーグ首位浮上。
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カープが横浜スタジアムでカード3連勝を飾った週末に同じ横浜の地でチーム史上初のファイナルの舞台に立っていた広島ドラゴンフライズが本日開催された3戦目で琉球ゴールデンキングスを破って初優勝を果たしました。
これはチーム創設10年での優勝で、初優勝までカープが26年、サンフレッチェ広島が20年を要した事を考えれば驚くべき快挙。
更にいえば4年前まで2部リーグ所属で3年前は勝率2割でリーグ最下位を経ての栄冠ですからバスケットボールには全くの門外漢である私のような者から見ても、まさに驚異的です。
地区3位のワイルドカードからチーム名の由来となった「ミヤジマトンボ」の如く引くことなく栄冠へ突き進み続けた同じ地元のチームの奮戦にあやかった…と言えばこじつけでしょうがカープもカープで苦手極まりない交流戦の初戦を昨年のパリーグ王者を破る事が出来ました。
ここ3試合で21イニング以上を投げて自責点は僅かに2と超人的な活躍を見せている床田寛樹は、強烈な打者を揃える相手打線に8安打を浴びて毎回走者を背負う投球も7回を99球で最少失点で抑える好投。
今季の床田は圧倒的な投球で相手をねじ伏せるというものではなく、走者を背負いながらも相手の攻勢をのらりくらりとかわしていくようなある種の柔軟さが感じられるのですが、今日もその真骨頂を発揮したと言えるでしょう。
これで4連勝となったほか、防御率は12球団で1位となる1.27と凄まじい数字。
しかも、この4連勝のうち3点以上味方から援護を貰えた試合は1試合だけですから称賛するしかありません。
一方、先週末は終盤で粘り強さを発揮した打線は初回に末包昇大の2点適時打で幸先よく先制も以降は走者が出る事すらまれで4安打という拙攻。
相変わらず床田が投げる試合では打てないという事は上述しましたが、本当に酷いものです。
今日は阪神の試合が中止となった事もあり何故か今季初の単独首位に浮上したもののチーム力全体を見ればやはり過度の投手力依存の戦い方をこの交流戦でも続ける事になりそうです。
果たして強力な打者が揃う交流戦でそれは果たして通用するのでしょうか?
不安はつきません。