8回戦(カープ6勝2敗分)
勝利投手 九里4勝4敗
敗戦投手 小川2勝3敗
(C)坂倉4号①
(S)-
打点
(C)上本②小園①坂倉①
(S)長岡①
投手
※数字は自責点
(C)九里-塹江-森浦
(S)小川④-清水-星-小澤
先発九里は3回表に矢野の失策がきっかけで失点も以降は安定し7回1失点の好投。
打線は初回に上本の適時打で先制すると坂倉の本塁打などで5回までに5得点。
6回以降は打線沈黙も投手陣の安定したリレーで凌いで2連勝でカード勝ち越し
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昨日は森下暢仁の好守に渡る大活躍と相手の考えられない失策という幸運による得点でとてつもない貧打ながら勝利を掴んだカープでしたが…。
今日は珍しく初回から打線が繋がり上本崇司の適時打と小園海斗の犠飛で2点を先制すると1点返された後の4回裏にこれまた珍しい坂倉将吾の本塁打で追加点を挙げるなどで5回までに5得点と理想的な攻撃を見せる事が出来ました。
結果的には末包昇大の欠場により3番に抜擢されている上本の2安打2打点の活躍が光った形です。
こういう展開が安定的に出来れば高いQS率を誇る先発投手陣及びチームの勝ち星はもっと伸びるのですが…まあ、それは望むべくもないでしょう。
そもそも相手チームが継投に入った6回以降は走者すら出せてないですし…。
一方、先発の九里亜蓮は2回表に2死2塁3塁のピンチを招いたり、3回表に矢野雅哉の失策により失点を喫するなど序盤はやや不安定でしたが、以降は安定してくれました。
これで九里は勝ち負けつかなかった1試合を除けば4連勝となり6月は3戦3勝という結果で終える事ともなりました。
自身キャリア初の開幕投手となりながらも5月半ばにようやく今季初勝利を挙げる事が出来るなど大変苦しい投球が続いていた事を考えるとようやくその献身に相応しいペースで勝ち星を積み重ねる事が出来ているようで見ていた大変嬉しいものです。
今季のカープといえば防御率0.87の大瀬良大地を筆頭に1.47の床田寛樹、1.58の森下と凄まじい防御率とQS率を誇る「3本の矢」が存在していますが、この九里も防御率2.36と上記の3人とほぼ遜色のない投球を見せてくれています。
というより九里が他の3人と明確に劣るのは打力ぐらいの事でしょう。
彼らの存在によりチームのHQS率はなんと40%越えになっており打線がほんの数点序盤に取ってくれれば、ほぼほぼ勝利する可能性が高まると思える数字です。
打線が全く期待できず序盤に失点を喫したらその場で強制的に試合終了同然のチーム事情ではありますが、この頑張りが維持できてるうちに何とか報われて欲しいと改めて思えます。
