12回戦(5勝5敗2分)
東京ドーム
勝利投手 菅野6勝1敗
敗戦投手 玉村1勝3敗
セーブ投手 大勢1敗8セーブ
(C)-
(G)-
打点
(C)坂倉①上本①
(G)岡本①若林①小林①
投手
※数字は自責点
(C)玉村③-河野-コルニエル-矢崎
(G)菅野①-高梨-船迫-中川①-ケラー-大勢
先発玉村は初回に被安打5を喫して3失点で4回で降板。
打線は相手を上回る9安打を放ちながら再三の好機を活かせず2得点。
9回表の2死満塁の好機でも凡退を喫しカード負け越し。
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打線が打てない一方で投手陣が奮闘するという似たような試合展開で続いていたこのカード。
昨日はようやく今季初めて東京ドームでの勝利を手にして勢いに乗るかと思いきやそんな事はありませんでした。
先発の玉村昇悟は前回の登板では6回1失点としっかり試合を作りながらも勝利を得る事ができませんでしたが、今日は初回から打ち込まれる厳しい立ち上がり。
結局、4連打含む5安打を浴びて3失点を喫する形となりました。
ここまでのカープの戦いぶりから見て分かると思いますが、プロ野球未満の実力しかない打線を持つこのチームにあって初回から3点ビハインドはあまりに重すぎます。
従って、もうこの時点で試合は決したと考えて良かったかもしれません。
その後は、玉村が立ち直り、河野圭、ロベルト・コルニエルとお世辞にも安定感があると言い難い投手たちの奮闘もあり、土壇場の9回表に一打逆転の好機を迎える事ができたので健闘したようには見えます。
しかし、実際は6回以降の同点に追いつく再三の好機を活かせず、かえって打線の勝負弱さが際立っただけだったに過ぎません。
上記の9回表の好機でかえって打席でパニックを起こして遮二無二ボール球を振り回す小園海斗の無様な姿などその最たるものでしょう。
まあ、状況に応じて落ち着いて打席でボールを見極めるなどという芸当をこのチームの打者に期待するのは無理と言うもの。
そもそも彼らはそんな事は一切意識なんてしていませんし、コーチの誰も指導なんてしていないのですから…。
そうなるとこのチームの打者が好機で出来る事と言えば「積極的にいった」という美辞麗句を隠れ蓑にして考えなしにブンブン振り回す事ぐらいでしょう。
結局、こういう場面で期待できるのはその適当に振り回したバットにボールが上手く当たってくれる事を祈る程度です。
昨日のヒーローインタビューで菊池涼介が言ったように。