11回戦(3勝7敗1分)
勝利投手 高橋宏5勝1敗
敗戦投手 床田7勝5敗
(C)-
(D)-
打点
(C)-
(D)カリステ①ロドリゲス①
投手
※数字は自責点
(C)床田②-コルニエル-河野
(D)高橋宏
先発床田は初回2回と相次いで失点し10安打を浴びるも6回まで試合を作る。
打線は三塁すら踏めず散発4安打の拙攻。
リリーフ陣は無失点で抑えるも今季2度目の100球未満での完封負けを喫する。
------------------------------------------------
もはやプロ野球のレベルではないと言い切れるほどの酷い打線を擁するカープは苦手極まりないドラゴンズ相手にこれまた苦手なナゴヤドームでの3連戦。
先発、床田寛樹は初回から3連打を浴びて失点を喫すると2回裏にも長短打であっさり2失点目を喫するという非常に重たい立ち上がり。
以降も安打を打たれ続けて6回10被安打で降板となり自身2連敗となりました。
これだけ打ち込まれてもしっかりと2失点以内で今季のQS率100%を維持したのは悪いなりに試合を作れる能力を示したとも思えますが、前回に続いて明らかに打たれ過ぎで疲れが見えているように思えます。
前回の試合の時も言いましたが、夏場以降はここまでハイレベルな投球を見せてくれていた投手陣に疲れや綻びが出て来る可能性が高いです。
この床田にしても今は何とか耐えていますが、大崩れするのは時間の問題かもしれません。
そもそも、しっかり試合を作った程度では勝てない程度の打者しかいないチームで勝ち星が積みあがらないどころか先に失点をした時点で負け確定なのですから。
2回終わった時点で事実上試合結果が決まっていたも同然な試合ですが、それでも僅差での登板でしっかりと無失点で抑えたのはロベルト・コルニエルと河野圭の二人。
前日の試合でブルペンを消耗してしまった影響もあり、決して期待された形での登板ではありませんでしたがそれでも二人併せて1安打と落ち着いた投球を見せてくれました。
先ほどの言った通り夏場以降は先発、ブルペン問わず疲労から大きく崩れる投手も出て来る事が予想される状態で彼らのようなフレッシュな戦力がなおも出て来るのは守り切る事でしか勝てないチームにあって何よりの事です。
一方、相手先発の高橋宏斗相手に前回に続いて全く打てないばかりか今季12度目の完封負けと2度目の100球未満での完封いわゆる「マダックス」での敗戦となった地上最低の打線についてですがまあ、予想通りとしか言いようがないです。
のみならず今季のドラゴンズ戦の7敗のうち6敗が完封負けで苦手投手を次から次へと粗製乱造しまくっている状況。
ましてや、これだけ長打を打たれる可能性がない以上は相手投手も負ける気なんて全くしないでしょう。
そうである以上は、残念ながらこの敗戦は約束されていたも同然ですし、もう今季はナゴヤドームで勝利する事はおろか、そもそもドラゴンズに勝つことは二度とないと思います。