12回戦(3勝8敗1分)
勝利投手 梅津2勝5敗
敗戦投手 大瀬良4勝1敗
セーブ投手 マルティネス2敗26セーブ
(C)-
(D)板山1号①
打点
(C)-
(D)福永①板山①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良②-森浦
(D)梅津①-清水-松山-マルティネス
先発大瀬良は3回裏に連続無失点イニング記録が途絶えるも7回2失点の好投。
打線は散発4安打で相手投手の暴投による1得点のみ。
最終回1死2塁3塁の好機も羽月の走塁ミスで潰し2連敗。
------------------------------------------------
昨日も言ったカープがもう今季は名古屋で勝利を収める事はないという予想は初回の無様で間抜けな坂倉将吾の併殺打で改めて確信に変わりました。
しかし、それでもこの試合を注目すべき点があるなら大瀬良大地がどこまで無失点イニングを続けられるかという事のみだったでしょう。
ここまでノーヒットノーラン含めて積み上げた無得点イニングは実に34イニング1/3で2009年に大竹寛が達成した球団記録である43イニングに次ぐ長さでここまでの内容から更新も視野に入っていました。
それだけに3回裏に不覚を取って5試合ぶりの失点を喫したうえに4回裏には板山祐太郎に6年ぶりの本塁打を許すなど立て続けに失点を喫してしまいました。
記録と言うのはいつか途絶えるのは当たり前ですが、まさに「未だ木鶏ならず」という結末は大変残念です。
とはいえ、最終的にはその後は安定した投球を見せて7回2失点と十二分に試合を作ってくれて防御率も0点台を維持はさすが。
記録更新がならなかった事は重ねて残念ですが、昨年までQSすら困難であった状況を考えると本当にここまでよく復活してくれましたし、無失点イニング記録を続けていたこの1ヶ月間での雄姿はまさに感動的ですらありました。
臆せずここから再び1イニングずつコツコツとイニングを重ねていって欲しいものです。
一方で、打線のせいで大瀬良が記録を続けていた期間で得られた白星はたったの2。
どう考えても不条理でしかないのでカープフロントは今からでも今季の先発投手の年俸査定には白星の少なさはマイナス評価にならない旨を公表すべきでしょう。
それが自分たちのいい加減なチーム編成と補強失敗のしわ寄せを受けている素晴らしき投手たちに出来るフロントのせめてもの罪滅ぼしではないかと思えます。
一方、プロ未満の打線は相手のミスで辛うじて完封負けは免れただけで防御率4点台の相手先発にも全く歯が立たず最終回には羽月隆太郎のプロ野球選手をなめているとしか思えない最低の走塁ミスで逆転の好機を潰すという容赦のなさ。
羽月の走塁を恐らく新井監督は能天気に「積極的にいった結果」と擁護するでしょうが、全く理解できない意見です。
あれは相手のミスをありえない事態を期待しただけの無謀で間抜けな判断ミスに過ぎません。
そもそも背面キャッチとはいえあれだけ浅い当たりで送球が逸れる選手なんて球界見回してもせいぜい三塁を守っている時の羽月本人ぐらいのものでしょう。
彼の走塁は凄いのは全体の3割程度で残りの7割はやらかしで出来ているのですから…。