16回戦(6勝9敗1分)
勝利投手 九里5勝6敗
敗戦投手 根尾1敗
セーブ投手 栗林4敗31セーブ
(C)秋山4号①
(D)-
打点
(C)中村貴①小園①坂倉①矢野②秋山①
(D)根尾①龍空②細川①
投手
※数字は自責点
(C)九里③-島内-ハーン-栗林
(D)根尾⑤-橋本-福-齋藤-藤嶋
先発九里は初回から安定感に欠ける投球で6回3失点で降板。
打線は初回に4連打で一気に5得点を奪い3回までに6得点。
ハーンが来日初失点を喫するなどリリーフ陣も安定欠けるも逃げ切り6連勝。
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オールスター明けの神宮球場でいきなりカード負け越しを喫して、どうなる事かと思われた今週の本拠地6連戦でしたが、なんとここまで全勝を飾り首位を奪取したうえで貯金は今季最多タイの10にもなりました。
しかし、それだけ勝利を得ている割には圧倒的な強さを感じないのはとにかく得点がとれず5連勝中実に4試合が2得点以下の1点差勝利という綱渡りの連続だったからかと思われます。
今日、対戦相手の根尾昴に対しても相性が悪いイメージもあった為、期待はできませんでしたが…意外にも打線が初回から繋がり一挙5得点という展開。
まあ、本来今季初先発かつここまでブルペンでも結果を残している訳でないレベルの「野手」が相手ですから、これをやって貰わないと本来は困るというものなのですが…。
しかし、先週に続いて序盤から援護を得たにも関わらず九里亜蓮は安定感に欠ける投球に終始。
結果的には6回3失点でQSと結果的には試合を作った形にはなりましたが、はっきり言って5回途中で交代させるべきでした。
前回の神宮球場でもそうでしたが、球威もコントロールも明らかに低下しており先発ローテーションの任に耐えられる状況にはないように思えます。
このまま次回登板させたところで開始早々に試合をぶち壊す事になるのは目に見えているでしょう。
また、九里の後を引き継いだリリーフ陣も今日は安定感に欠けました。
島内颯太郎は何とか無失点に抑えたものの長打が出れば同点という場面まで追い込まれましたし、テイラー・ハーンも遂に来日初失点を喫するという形。
打線も打線で相手チームが「本職の投手」を出して来た途端に案の定打てなくなった事もあり、初回に珍しく大量得点出来た押せ押せの展開とは真逆に中盤以降は大変苦しい試合となってしまいました。
それでも、先週末に似たような展開の試合で救援失敗した栗林良吏が最終回を3者連続三振と久しぶりに危なげない内容と結果を見せてファンを安堵させた手腕はさすがと言ったところ。
夏場で投手陣も疲労が相当である事に加えて僅差での試合が続いているという状況で1週間まるまる勝ち続けるのは困難な事でしたが息切れを見せながらも見事に成し遂げる結果となりました。
これでチームは6連勝でオールスター挟んで、実に7カード連続で続いた炎天下の中での屋外球場での試合を一旦終える事にも…。
とはいえ、来週は総合力で明らかに勝る上位チームとの試合含めて9連戦となる為、大変苦しい戦いが待っているかと思えます。
そもそも、このチームは今季、屋内球場ではほとんど勝ってないのですし…。