15回戦(6勝6敗3分)
東京ドーム
(C)-
(G)-
打点
(C)野間①小園②
(G)モンテス①グリフィン①丸①
投手
※数字は自責点
(C)床田②-島内①-塹江-森浦-ハーン-栗林-黒原
(G)グリフィン③-ケラー-高梨-大勢-船迫-伊藤-平内-高橋礼
先発床田は10安打を浴びながら7回を2失点で抑えて試合を作る。
打線は序盤から好機を逃し続けるも8回表に野間、小園の適時打で一時逆転。
2番手島内が失点し逃げ切りに失敗後は決定打なく延長12回引き分け
------------------------------------------------
昨日はアドゥワ誠がこのチームにしては珍しい打線の援護もあり、キャリアハイの活躍で感動的なプロ初完封を飾りましたが、今日はいつも通りの点が入らないイライラするような展開。
一方、昨日のヒーローインタビューでアドゥワから「明日はきっと勝つでしょうけど」と太鼓判を貰った先発の床田寛樹は2回以降はほぼ毎回安打を浴びて最終的に10安打を浴びるという内容。
それでいて失点は坂倉将吾のミス絡みの失点を含めた2点のみなのですから、何とも不思議な結果です。
普通に安打は打ち込まれても決定打は許さないという「不安定に見える安定」を今日も見せてくれました。
返す返すも彼がしっかりと試合を作っている間に援護点があればと思わざるを得ません。
もっとも、打線については無得点が続いて相手先発の完封も濃厚だった8回表に反撃して野間峻祥と、小園海斗の連続適時打で一気に試合をひっくり返す事ができただけ、いつもよりは多少はまともだったと考えるべきかもしれません。
しかし、直後に島内颯太郎と塹江敦哉が救援に失敗し、結果的に延長12回まで投手を投入する大消耗戦に。
9連戦の2戦目でこれだけ投手を使い切る結果になったのはチームにとって非常に苦しい事ですから、あの場面は現状では島内よりも遥かに信頼感が高かったテイラー・ハーンを投入するべきだったという意見もあるかもしれません。
しかし、9連戦で栗林の3連投を避けるという場面ではハーンにクローザーを任せる事を想定するとあそこで温存したのは間違いとも言い切れません。
まあ、結果的にハーンも延長で1イニングを投げたので全くの無意味に終わりましたが…。
とくかく終盤に同点となり消耗戦となった展開でも負けずに済んだのは昨日のアドゥワの完封のおかげで昨日出番がなかったブルペンの「貯金」を潤沢に投入出来たからかと思えます。
まあ、先にも書いた通り9連戦の2試合目ですし、結果的には逃げ切りに失敗した訳ですから明日以降に響く事になるのでしょうが…。