17回戦(7勝7敗3分)
東京ドーム
勝利投手 森下10勝4敗
敗戦投手 山崎伊8勝5敗
(C)-
(G)岡本知19号①
打点
(C)末包⑤小園②坂倉①
(G)岡本和①浅野①丸①
投手
※数字は自責点
(C)森下③-森浦-ハーン-島内-黒原
(G)山崎伊⑦-今村-伊藤①-平内
先発森下は2回以降は毎回走者を背負う投球で5回3失点で降板
打線は初回の先制打含めて末包の5打点の活躍もあり4回までに7得点。
6回以降はリリーフ陣が無得点で守り抜き3連勝でカード初戦を制す。
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いよいよ今季の勝負どころとなる読売、阪神の上位チームとの6連戦の初戦。
前回の試合では6回1失点ながら不安定な投球内容が目立ち直後に登録抹消となった九里亜蓮を打線が序盤から盛り立てる展開に持ち込む事が出来ました。
今日の相手先発は防御率1点台を誇る山崎伊織でしたのでさすがにそのような展開は難しいかと思われましたが、初回に末包昇大の適時打で2点をいきなり先制すると4回には一挙5得点を奪ってノックアウトに追い込む事に成功。
特に4回表の攻撃は無死満塁から連続三振で2死となり一気に沈滞ムードすら漂っていただけに直後の小園海斗が押し出しを選んだ事と、初回に続く末包の適時打は大きかったかと思えます。
最終的にチームは先発全員安打で8得点。
なかでも上記の適時打を含めて2試合連続で猛打賞を記録し、ここ3試合で4番に座って8安打7打点の大活躍を見せる末包はインパクト抜群で、まさに4番の活躍を見せてくれました。
というか、このチームに単なる「4番目の打者」4番がいたのを始めて知った思いです。
まあ、その3試合より前の数試合は全く奮わずスタメン落ちすらあったのですからまだまだ定着したとは言い難いのですが…。
一方で、2年ぶりの二桁勝利達成まであと1勝と迫った先発の森下暢仁は、初回以外は前回先発の九里亜蓮をも下回る低調な投球。
特に大量得点を得た4回裏に至っては大逆転を許すのではないかと思えたほどです。
何とか5回3失点で勝利投手の権利を得る事はできましたが、間違いなく今季最悪の投球の一つとなってしまいました。
ここまで先発ローテーション投手に疲れが顕著になっているだけに森下ですらこのような状態になってしまった事に更に危機感を覚えます。
もっとも、ここまでの驚異的な活躍を鑑みれば、このぐらい適当な内容で勝てる試合が1試合ぐらいはあっても罰は当たらないものとも思えます。
そもそも、打撃では見事なバスターを決めて大量得点の呼び水になるなど相変わらずのハイレベルさですし…。