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カープと趣味の日記

08/21(水)●「かつてのような形では」(カープ2024)

読売ジャイアンツ4-1広島東洋カープ

18回戦(7勝8敗3分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 バルドナード2勝3敗9セーブ

敗戦投手 ハーン1敗2セーブ

セーブ投手 大勢1勝1敗20セーブ

 

本塁打

(C)坂倉9号①

(G)岡本20号③

 

打点

(C)坂倉①

(G)浅野①岡本和③

 

投手

※数字は自責点

(C)床田①-ハーン③-松本

(G)グリフィン①-バルドナード-大勢

 

先発床田は再三のピンチを凌いで7回1失点の好投。

打線は中盤の好機を活かせず坂倉の本塁打による1得点のみ

同点の8回裏にハーンが3ランを浴びて逆転負けで連勝が止まる

堂林が史上533人目の1000試合出場達成

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各所で交通が止まってしまう程の大変なゲリラ豪雨に見舞われた都内での読売とのカード第2戦。

ここに来て先発ローテーション投手に明らかな疲れが見えている中で打線が何とか得点を重ねる事で凌いできている状況。

今日を含めて連勝する事ができれば6年ぶりの優勝マジック点灯の可能性すらあったとはいえここまで強力な投手陣を前面に出して戦ってきたチームとしては大変苦しい事態です。

とはいえ、今日の先発を務めた床田寛樹は今季初めてQSを逃した前回登板とはうって変わって粘り強い投球を再び疲労してくれました。

結果的には味方が先制点を挙げた直後に失点を喫して降板という形にはなりましたが、序盤からある程度の援護点があれば勝利を収める事は可能だったかと思います。

一方で、前半戦のように「何とか1点入れば大丈夫」というほどの安心感もありません。

また、リリーフ陣に関してもここまでほぼ無失点だったテイラー・ハーンが全くいいところがなく勝ち越し弾を浴びて1死も取れずに降板という事態からも分かる通り、さすがにこの時期になると疲れが見えてくるのは必然です。

要するに、最少得点でも十分に勝てたかつてのような形では困難という事。

 

一方で、中盤の好機を活かせず7回表にようやく坂倉将吾の本塁打が出て先制点を挙げたものの以降も沈黙した打線を見るにつけて、ここまでチームを引っ張って来た投手陣を支えるだけの力はやはりないと実感できます。

あと少しで優勝マジック点灯の可能性もあるにはあるのですが、やはり現実を見るととにかくリーグ上位の確保がまずは目標にするべきチームという事です。