21回戦(11勝9敗1分)
勝利投手 大瀬良5勝3敗
敗戦投手 門別2敗
セーブ投手 栗林4敗34セーブ
(C)-
(T)-
打点
(C)末包②
(T)森下①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良①-森浦-島内-ハーン-栗林
(T)門別②-伊藤-岡留-桐敷
先発大瀬良は5回まで2塁に走者を進ませないと球も6回途中に崩れて降板
打線は3回裏に末包の適時打で先制も再三の好機を活かせず2得点
リリーフ陣が無失点に抑えて何とか逃げ切る。
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自力優勝の可能性は消滅しているとはいえ優勝の可能性自体はまだまだ残している阪神とのカード初戦をあっさりと落として今日の先発は大瀬良大地。
どう考えても勝ち目がない明日の予告先発を見るつけて、今日はカード3タテを死守するうえでは何とか取らないといけない試合ではありました。
しかし、その内容は最初から最後まで重苦しい散々な内容でした。
というよりあまりの酷さに6回裏終わってからは、あまりの絶望的な状況に視聴を止めてデータだけで見てました。
大瀬良は5回までは2塁すら踏めませない老獪かつ安定した投球を見せてくれたのですが6回表に突如ストライクが入らなくなり連続四球でピンチを招いて降板という結果。
打線の援護のないせいで勝ち星が伸びないなかで圧倒的な内容を見せていた彼ですが、前回に続いて試合中盤で崩れて降板という結果になり、元のスタミナに不安がある投手にすっかり戻ってしまった印象すらあります。
この変わりようを見ると、年間通してハイレベルのパフォーマンスを維持する事の難しさと、いくら内容が良くても勝ち星がなければ先発投手は変貌するという事が改めて分かるというものです。
また、打線については今日は2回裏に末包の適時打で2点を先制して以降は全く繋がらず無得点でこれで4試合連続で2得点以下という状況に変わりなし。
というより、ここ最近は左腕投手に全く歯が立たず、はっきり言ってとりあえず他チームは実績の有無や若手中堅問わずファームから適当な左腕を上げてぶつければカープ戦は勝てるのではとはとすら思えます。
上記のように投手ローテーション投手に疲れが見えて圧倒的な投球を期待するのが難しい状況でこれではかなり苦しいです。
今日に関してはリリーフ陣の奮闘で何とか凌ぎましたが、それにも限度はあるでしょう。
打てない打線に崩れ始めた先発ローテーション投手…。
これらの現実を考えるとこれからのシーズン終盤の過密日程で待っているのは大型連敗への不安しかありません。
優勝マジック云々などよりもこのチームにとって重要なのはやはりCS出場権の確保…という事なのが改めて分かります。