17回戦(6勝10敗1分)
勝利投手 高橋宏11勝2敗
敗戦投手 森下10勝5敗
セーブ投手 マルティネス1勝3敗35セーブ
(C)-
(D)-
打点
(C)末包①
(D)石川②
投手
※数字は自責点
(C)森下-塹江
(D)高橋宏①-松山-マルティネス
先発森下は4回に味方失策から崩れて逆転を許すも7回2失点の好投。
打線は3回表に末包の適時打で先制も以降は繋がらず。
終盤の好機もことごとく逸して逆転負けで2連敗。
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週末はカード負け越したとはいえ先週は上位チームとの6連戦を5分で乗り切ったカープは今日から2週間いずれも下位チームとの対戦。
一気に駆け上がっていきたいところですが、むしろここから大失速を喫しても何ら不思議ではないと思っているファンは私だけではなかったでしょう。
なにしろその12試合のうちの半分が今季大幅に負け越しているうえにビジターでは僅か2勝しかできていない雄大にして強大なる中日ドラゴンズが相手なのですから。
更に言えば今日も含めて苦手極まりないナゴヤドームでの試合があと5試合も残っていて眩暈すら覚えます。
おまけに今日に至って相手先発は今世紀初の防御率0点台今季リーグ…というより球界でもっとも攻略が困難な投手である高橋宏斗。
この若き大投手相手に打線は3回表に末包昇大の当たり損ないが運よくレフト線で弾んで適時打となり先制点を得る事が出来ましたが、それだけの事でした。
一応、7回までに112球を投げさせたのですから粘りを見せたという好意的な感想もあるかもしれませんが、私に言わせればあんなものは全く無意味かつ迷惑なだけの遅延行為でしかありません。
多少球数を投げさせても何の成果もない辺りが2016年優勝時の試合中盤以降で爆発的な攻撃力を発揮した時とは圧倒的な違いかと思えます。
そもそも、野球とは相手投手に如何に多くの球数を投げさせるかを競う競技ではないのですから。
また、結果的に逆転打のきっかけを作り森下暢仁に自責点0での敗戦をプレゼントする形となった矢野雅哉の2度に及ぶエラーや、再三の野間峻祥の犠打の失敗など攻守でミスが多すぎました。
これは好投手との対戦では致命的な事。
そういう点でもやはりこのチームはまだまだ優勝云々を口に出来る資格などないと言い切れます。
それにしても困った事になりました。
どう考えても勝ち目のないこの大投手相手に最低でもあと3試合の対戦を残しているという事実ははっきり言って絶望としか言いようがありません。
出来れば今日のように好投手をぶつけるのではなく適当なレベルの投手をぶつけて他の試合での勝利を期した方が良いようにすら思えます。
もっとも、これだけ同じ投手や同じ球場で負け続けたチームが優勝したなんて私は聞いた事がありませんが。