20回戦(7勝12敗1分)
勝利投手 松葉5勝5敗
敗戦投手 大瀬良6勝4敗
セーブ投手 マルティネス1勝3敗36セーブ
(C)-
(D)細川19号②宇佐見3号①
打点
(C)-
(D)細川②宇佐見①
投手
※数字は自責点
(C)大瀬良③-中崎-黒原-塹江
(D)松葉-清水-松山-マルティネス
先発大瀬良は初回に2打席連続弾を浴びて5回3失点で降板
打線は再三の好機を活かしきれずに無得点の拙攻。
今季19度目の完封負けで4連敗。
------------------------------------------------
横浜で3連敗と惨敗を喫して迎えた苦手なドラゴンズとの今季最後の3連戦初戦でしたが…大変厳しく残酷な現実が待っていました。
打てない打線に加えて試合を作れない先発と負の要素が加わったこのチームは、もはやどこと相手にしても勝てない最弱のチームに成り下がりました。
元々、打線を始め投げやりなフロントによる無能と不明と無気力によって薄っぺらい戦力で戦う事を強いられながら何とかここまで上位争いをするという奇跡をオコシテチーム。
だからこそ崩壊する時はあっという間という事なのでしょう。
先発の大瀬良大地は今季初の中5日での投球でしたが、初回から今季本拠地で初の本塁打をいきなり浴びるなど明らかな準備不足を感じさせる低調な投球で5回を被安打8の3失点で降板。
これで、4試合連続で先発投手は試合序盤で先制を許すという状況。
ここまで余裕のある先発ローテーションを堅持したうえで最後の1ヶ月でスパートを駆けるという青写真はあったのでしょうが、援護も白星も得られない状況で投げ続けるという心身の疲弊でこの大瀬良をはじめ、大半の投手はもはや限界を迎えているという事なのでしょう。
一方、自慢の先発ローテーションが崩壊してしまった状況で打線は前にも増して低迷を極めています。
今日に至っては初回から3連打に1四球を得ながら無得点に終わるという、もはや曲芸とも芸術とも呼べる拙攻を見せつけてファンを絶望させる事に終始。
末包昇大に代わって堂林翔太を4番に据えるという奇策も、選手個々の能力を考えればたんなる悪ふざけに過ぎませんでした。
辛うじて小園海斗が好調を維持はしていますが、長打が少ない彼一人が気を吐いたところで試合には何の影響もありません。
ここまで奇跡的な戦いを魅せて来たチームだけに今一度開き直って戦って欲しいものですが、もはや疲れ切ったボロ雑巾のような選手だらけになっている状況でそれを求めても虚しいだけなのでしょう。