20回戦(8勝9敗3分)
勝利投手 菅野14勝2敗
敗戦投手 森下10勝7敗
(C)-
(G)坂本6号①
打点
(C)野間
(G)坂本①門脇③秋広①浅野①
投手
※数字は自責点
(C)森下④-塹江-松本②-中崎-黒原
(G)菅野-船迫①-高梨-ケラー-バルドナード-横川
先発森下は初回に本塁打を浴びると6回も集中打を浴びて4失点でノックアウト。
打線は6回裏に野間の適時打の1得点のみで6安打の拙攻。
3番手松本も打ち込まれて力の差を見せつけられる惨敗で2連敗。
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あれだけ先週無様に負けまくったのに何故かこのカードで3連勝すれば優勝マジックが点灯してしまうという状況でしたが…当然ながらそんな事を気にする必要はなかったです。
それぐらい今の両チームは攻守で力の差があまりに大きすぎると思えるほどの惨敗でした。
2年目の2021年シーズン以来12試合に渡って読売戦での負けがないという相性の良さの誇っていた森下暢仁でしたが、結果は前回登板同様に試合を作る事すらできませんでした。
初回にいきなり先制弾を許すと以降は味方の好守もあり何とか最少失点で抑えていたのですが明らかにボールが高めに浮いていていつ大量失点を喫してもおかしくない内容。
結局、森下は力尽きる形で2試合連続のノックアウト。
ここまで超人的な活躍で僅差の試合での勝利をもたらしていた彼ですが、もはや心身の疲労は限界を超えているのでしょう。
それだけにせめて6回表に3点目を喫した時点で代える必要があったように見えるのですが…まあ、さすがの新井監督もこれまたこれだけ僅差の試合を守り続けないといけない事に疲れてしまっているのかもしれません。
一方で、打線は現在絶好調の菅野智之の前に準完全投球を許すという無抵抗同然の体たらく。
はっきり言って今日の見どころは小園海斗の悪趣味かつダサい事このうえない変なアイブロックぐらいのものだったかと思います。
やたらと初球打ちで凡退する姿にガッカリしたファンも多かったでしょうが、この菅野に限らず実力も才能もさほどでもない打者揃いのチームにとって好投手相手には初球からバットを振り回して運よく当たってくれる事を期待するしかないので致し方ない事でしょう。
それは3ボールに運よく持ち込んでもあっさり三振に倒れた矢野雅哉の無様な打撃を見れば明らかです。
さて、試合内容を見る限り、この低迷ぶりを止められる選手はおらず大型連敗が確定したも同然な訳ですが…まあ、せめて5割は維持して欲しいと願いながら私たちファンも緩く見るしかないかと思えます。
優勝争いという点で言えばもはや勝負はついたのですから。