22回戦(8勝11敗3分)
勝利投手 戸郷11勝7敗
敗戦投手 床田11勝6敗
セーブ投手大勢1勝2敗25セーブ
(C)-
(G)丸12号②
打点
(C)-
(G)門脇①坂本①岡本①丸②
投手
※数字は自責点
(C)床田①-中崎-塹江-黒原-大道②
(G)戸郷-ケラー-バルドナード-大勢
先発床田は3回に自身の失策絡みで3失点を喫し5回で降板。
打線は好機で凡退の連続で無得点の拙攻に終始。
今季20度目の完封負けを喫して4連敗。
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昨日、最終回で衝撃的な逆転負けを喫したカープでしたが案の定、悪い流れを変える事はできませんでした。
先発の床田寛樹は低調な投球で3回には自身のバント処理でのエラーもあって、あっさりと3失点を献上し試合を作れませんでした。
ここ1週間で4得点以上を取れていない打線には、当然ながらそんなビハインドをひっくり返す力などありません。
結局、今季の「カープ名物」である完封負けを喫して合計スコア19-3と力の差を改めて見せつけられる形での終戦。
のみならず、ここ12試合で僅か1勝という歴史的な大失速です。
とはいえ、この結末はある程度は予想されていました。
というよりもこの場においてもシーズン中に何度も何度も指摘してきたつもりです。
補強に失敗したうえに若手の起用も少なく活力のない打線を投手が驚異的な活躍で引っ張り続けるという歪なチーム。
そんなチームに比して現在上位を争うチーム達はいずれも堅実に補強を続ける努力をしてきたのですから、この結果は当然と呼べるでしょう。
一方で、このチームが補強と称してやって来た事と言えばまともに野球も出来ない…というかそもそもプロ野球選手だったのかすら怪しい外国人選手と即戦力とは名ばかりの新人たち。
現状、助っ人・新人で戦力になっているのはテイラー・ハーンのみであるだけでなく新人に至っては一人たりとも一軍で出場すら出来ていません。
今更そんな馬鹿な事を考えるファンなど皆無だと思いますが、ここで言う補強というのは何も金だけの話ではありません。
冷徹かつ堅実なスカウティングと、チームの穴を素早く埋めようとする行動力と貪欲さ。
このチームの怠惰のフロントや見る目の無さに定評があるスカウト陣にはいずれも見られないものです。
最終的にこの両チームの単純な監督や選手以外の決定的な差がこの結末をもたらした。
そうとしか言いようがありません。