24回戦(11勝12敗1分)
勝利投手 ゲラ1勝4敗12セーブ
敗戦投手 黒原4勝3敗
(C)-
(T)-
打点
(C)野間②小園①
(T)梅野①木浪①原口①中野①
投手
※数字は自責点
(C)森-島内③-森浦-黒原
(T)才木③-富田-岩崎-ゲラ
先発森は安定した投球で6回無失点の好投。
打線は4回以降に打線が繋がり6回までに3得点。
7回裏に2番手2島内が自滅し追いつかれ9回にサヨナラ安打を浴びて6連敗。
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ここ10試合で僅か1勝と低迷がどうにも止まらないカープですが、今日はより深刻な事態に陥っている事を感じさせる試合でした。
先発の森翔平は意外にも安定した投球を披露して6回を被安打3奪三振5と素晴らしい内容と結果で今季防御率1点台に既に12勝と絶好調の才木浩人に投げ勝つ形となりました。
また、野間峻祥を4番に抜擢するという良くわからない打順で臨んだ打線も好投手相手に6回までに3得点と意外にもハマりました。
8月までならもはやこれで勝利は確実だったのでしょうが…そこは疲れ切って低迷の底が見えないチーム。
2番手の島内颯太郎が四死球連発に自らの送球ミスで自滅すると、矢野雅哉の捕球ミスもありあっという間に追いつかれ、最終的には9回裏に2イニング目の黒原拓未がサヨナラ打を浴びて逆転負けという結末。
ここまで強固なリリーフ陣と守備で僅差の試合を制して来たチームが、ここ1週間で全く別のチームになったかのよう。
正直、ここまで選手たちが豹変してしまった姿には戸惑うしかありません。
相手チームの監督は森を6回で降板させた事を、新井監督は島内から森浦大輔へスイッチするタイミングをいずれも継投ミスと指摘しましたが、いずれも結果論に過ぎないでしょう。
森は確かにプロ入り以降でも出色の内容と結果でしたが、彼は元々6回までしか投げられないレベルの投手で7回に打ち込まれた可能性は高かったでしょうし、森浦にしても苦手な左打者が並んでいた状況かつテイラー・ハーンが不在の状況では多少のタイミングでどうにか出来たとも思えません。
結局、ブルペンにしても最近ミスが目立つ矢野にしてもいずれも疲労が溜まっている事が、これまでのチームの強みが一番の弱みに変貌した理由かと思いますが…。
そうである以上は、はっきり言ってどうにかなるものではないでしょう。
そもそも、補強をまともにしてないうえに若手の起用にこれまで消極的だった監督の方針もあったのですから…。
まあ、森の先発起用に野間の4番抜擢など出来る範囲でどうにかしようという意思は感じられなくもないですから、それが実を結ぶのを信じるしかないでしょう。