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カープと趣味の日記

09/23(月)●「変わり果てたチームの変わらない事」(カープ2024)

中日ドラゴンズ1-0広島東洋カープ

24回戦(8勝15敗1分)

バンテリンドームナゴヤ

 

勝利投手 松木平2勝3敗

敗戦投手 森1勝2敗

セーブ投手 清水2勝1敗1セーブ

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)-

(D)石川①

 

投手

※数字は自責点

(C)森①

(D)松木平-松山-齋藤-清水

 

先発森は8回を被安打5で1失点の好投。

打線は散発2安打の連日の拙攻。

先発の好投を活かせない惨敗で連敗を喫して優勝の可能性が消滅

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9月の初戦となったスワローズ戦を制した時。

そこから勝ち越しを無難に積み重ねていけば今頃は優勝マジック点灯していたかもしれない…と期待したファンは多かったでしょう。

また、私のようなペシミズム溢れるけしからんファンですら優勝を逃すにしてもせめてシーズン最終週までもつれるのではと淡い期待はあったのですが…

その全ては無残に砕け散りました。

なにより悲しいのが、あまりのチームの転落ぶりに9月まで首位だったチームが優勝を逃したという事実にもはやほとんどのファンが興味を失っているという事でしょう。

もはや世間にその無様で惨めな残骸を晒すだけとなった変わり果てたチーム。

しかし、そんなチームでも最後まで変わらないものがありました。

と言っても勿論、これは良い意味ではありません。

 

今季、この名古屋の地で貧打を繰り広げた末に負け続けた下位に低迷するドラゴンズ戦に活力を与え続けただけだったカープですが、それは最後の最後まで意地を見せる事もなく変わりませんでした。

とにかく投手有利で知られるこの球場において長打力を完全に捨てたようなチーム作りを繰り広げて来た球団の打線など何の怖さもないという事実を突きつけられ続けただけ。

それは、ここ3試合で試合を作れずノックアウトされ続けて来た松木平優太が、このチームと相対するとまるで山本由伸のように自信満々で見下ろして投げ続けた姿を見れば容易に分かると言うもの。

低迷しているBクラスのチームにしては多くのファンが外野席を埋めたナゴヤドームにおいてひたすら無様な姿を見せ続けた打者どもは大変罪深い存在です。

今は、とにかくこの球場にやって来てこんな試合を最初から最後まで見せられ続けて来たナゴヤドームカープファンに対しては同じファンとして大変申し訳ない気持ちしかありません。

 

一方で、先発の森翔平は前回のタイガース戦に続いて素晴らしい投球を披露。

今月、先発がまともに試合を作った試合が片手で数えるほどしかない壊滅的な状況にあって8回1失点という結果は誇るべきもの。

リリーフとして年間通して活躍を見せている同期の黒原拓未と共にようやく飛躍のチャンスを掴みつつあるかのようです。

まあ、昨日の矢野雅哉の22球粘っての四球といい、こういう突出した活躍が報われないのがチームの低迷の深刻さを物語っているという事なのでしょう。