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カープと趣味の日記

02/23(日)○「戦力充実ではない幕開け」(カープ2025)

読売ジャイアンツ2-7広島東洋カープ

オープン戦(1勝)

沖縄セルラースタジアム那覇

 

勝利投手 森1勝

敗戦投手 西舘1敗

 

本塁打

(C)-

(G)-

 

打点

(C)二俣①小園①堂林①末包②

(G)-

 

投手

※数字は自責点

(C)森-斉藤②-玉村-岡本-滝田

(G)グリフィン-西舘⑤-船迫-堀田①-石川

 

先発森は走者を背負いながら2回無失点も2番手斉藤が2度の暴投で失点。

打線は3回表に二俣の適時打で先制すると以降も打線が繋がり7得点。

玉村、岡本、滝田も無失点で抑えてオープン戦初戦を勝利で飾る。

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8月を首位で終えながら球団史上ワースト記録となる月間20敗を喫したうえでBクラスに転落とプロ野球史上でも最悪の転落劇を見せた昨シーズン。

もう思い出したくもなければしばらくカープというチームの事も考えたくない…。

そう考えたファンは私だけではなかったかと思えます。

更にいえば、その後も九里亜蓮オリックスへの移籍に加えて矢崎拓也を放出したにも関わらず事実上の失敗に終わった現役ドラフトに、目玉選手の獲得に失敗したドラフトとフロントが無能と不明を晒しただけだった散々なオフシーズン。

また、キャンプについてもこれと言った明るい話題もなく、チームに活気も見られません。

はっきり言ってこのチームに関しては順位を予想するより「5位と何ゲーム差をつけられるか?」を予想する事の方が現実的かと思えるぐらいの惨めさです。

 

そんな状況で始まった今季のオープン戦初戦。

攻撃は安打1本に終わり、先発の森翔平も制球が定まらず無意味に走者を出す微妙な内容の投球であった2回まではこのチームに漂う前途の絶望感しか感じませんでしたが…。

その後、練習試合で長打を連発して、辛うじてキャンプで明るい話題を提供してくれていた二俣翔一がまるで宮崎敏郎を彷彿させるような打撃フォームと共に先制打の活躍を見せたり、故障で出遅れた昨年と異なりオープン戦初戦から登場の末包昇大が得点圏で長打と、今年から生やし始めた胡散臭い顎ヒゲ以上のインパクトは残してくれました。

もっとも、相手投手はいずれも開幕1軍入りすら怪しい二線級レベルの投手ばかりですし、仲田侑仁、内田湘大といった若手は全くのノーインパクト。

また、サンドロ・ファビアン、エレフリス・モンテロといった新助っ人野手もモンテロの振り遅れの打球が運よく二塁打になっただけとこれまた大きな期待は持てない事を示しただけでした。

 

それでもとりあえず貧打のチームがある程度主力を出さずに7得点ですから上々の結果だったかと思えます。

というか、遮二無二補強に成功し充実の戦力を誇る相手チームと異なり大きく劣る選手しかないこのチームにとっては、この程度で満足するしかありません。

何より、今季のカープが勝利する姿を見るのは極めて希少になるのはまず間違いありませんので…。

少ない勝利を喜ばなければ損…という事です。