吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

2/24(月・祝)●「荒野に花は咲かない」(カープ2025)

中日ドラゴンズ6-3広島東洋カープ

オープン戦(1勝1敗)

Agreスタジアム北谷

 

勝利投手 梅野1勝

敗戦投手 遠藤1敗

 

本塁打

(C)モンテロ1号②

(D)上林1号①

 

打点

(C)モンテロ②矢野①

(D)ボスラー①上林①宇佐見①樋口①濱①石橋①

 

投手

※数字は自責点

(C)ドミンゲス-塹江-森浦-島内①-益田-遠藤③-河野

(D)大野②-仲地-祖父江-岩嵜-梅野-齋藤-ウォルターズ①

 

先発ドミンゲスは初回に失策絡みで失点し2回1失点し、島内、遠藤も失点

打線はモンテロの2回表に2ランで一時逆転も以降は繋がらず3得点。

内野陣が4失策と守備も崩壊し、オープン戦初黒星。

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春季キャンプ地である沖縄では最後となるオープン戦。

キャンプから今日まで多くのカープファンの注目点といえば、昨年球史に残る貧打を晒した打線にあって助っ人野手の出来と、若手の成長だった筈ですが…。

まず、助っ人野手に関しては微妙なお披露目となった昨日と異なりエレフリス・モンテロが一時逆転となる2ランを放ち、サンドロ・ファビアンも2塁打と揃って長打を見せてくれたのは何より。

もっとも、この程度の活躍は昨年のダメ助っ人1号と2号も同じ時期に普通に見せていた事なのでこれで安心などとは到底思えません。

一方、若手に関してはただただため息が漏れるばかりの悲惨さ。

今日の試合で佐藤啓介、韮澤裕也、田村俊介、内田湘大、それに新人の渡邊悠斗をスタメンで起用しましたが、これだけ起用して安打を放ったのは渡邊悠斗の単打たった1本のみ。

おまけに守備でも佐藤、内田、渡邊で合計4失策と守備崩壊も招くという体たらく。

特に佐藤に関してはまともにボールを見て打席に立っているのか疑わしい程の扇風機ぶりで内田に至っては2失策と打つ打たない以前の出来で全くの論外です。

あまりの酷さに彼らはこの1ヶ月の間宮崎や沖縄で一体何をしていたのかと問い質したい気分すらします。

はっきり言って、誰一人として開幕ベンチに相応しい人材は皆無と言えるでしょう。

投手偏重のドラフトや強化方針に加えて、若手起用を厭う新井監督の方針も相まって、「育成のチーム」の看板を下ろさざるを得ないほど若手野手の低レベルさに歯止めが掛からないチーム状況。

それでもキャンプの紅白戦や練習試合で伝え聞こえる僅かばかりの結果を元にファンは希望を繋がなければならなかった訳ですが、大変虚しい事になりました。

平たく言えばこのチームの若手には才能のある野手がいないのです。

これも全てフロントの無能とスカウトの不明によるものである事は言うまでもありません。

いくら荒野で水を撒いてもそもそも育つ種がないのなら花なんて咲く筈がないのです。

つまりそういう事なのだと思います。