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カープと趣味の日記

03/01(土)△「広島東洋タイムリープ」(カープ2025)

東北楽天ゴールデンイーグルス1-1広島東洋カープ

オープン戦(1勝1敗1分)

倉敷マスカットスタジアム

 

本塁打

(C)-

(E)-

 

打点

(C)渡邊①

(E)浅村①

 

投手

※数字は自責点

(C)佐藤柳①-松本-高橋-玉村-岡本

(E)早川-松井-今野-藤平-渡辺翔①-西垣

 

先発佐藤柳之介は初回に失点を喫するも3回1失点で抑える。

打線は8安打を放つも繋がりに欠け8回表の渡邊の適時打1得点に留まる。

2番手以降の投手陣が無失点に抑えて今季オープン戦初の引き分けに終わる。

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沖縄での春季キャンプも終了し、本州に戻って最初の試合の舞台は隣県の岡山県倉敷市

前回のドラゴンズ戦では若手中堅野手が攻守ともにほぼ総崩れとなり、田村俊介、佐藤啓介などが二軍落ちと冴えない事このうえないチーム状況。

それに加えて投手陣ではアドゥワ誠が故障により三軍行きにもなりました。

九里亜蓮が抜けたローテーションを埋める候補となり得る投手が離脱と言う点では大変由々しき事態に思われます。

上記を踏まえて考えると先発を務めたドラフト2位左腕である佐藤柳之介が初回に失点を喫し被安打2与四球1で3回1失点とまずまずの結果。

既に開幕投手に関しては塹江敦哉…ではなく森下暢仁が内定している状況ではありますがローテーションは固まっていない状況だけに3回を無失点で抑えた玉村昇悟共々こういう好材料は多くて足りない事はありません。

一方で、若手の育成に失敗していつものベテラン頼みとなる可能性がオープン戦開始早々から濃厚になりつつある打線はドラフト1位ルーキーの佐々木泰を7番サードでスタメン起用。

はっきり言ってこのはずれドラフト1位に過ぎない右打者は春季キャンプも故障で出遅れるなどどう考えてもいきなりオープン戦で活躍するとは思えない選手。

それを苦し紛れ(としか思えない)形で起用しましたが、案の定の3打数無安打と全くの力不足を露呈しただけでした。

偶然にも相手の7番でスタメン出場したのは昨年のドラフト会議で1位指名しながらクジを外した相手である宗山塁であり、1安打を放ったのもなんとも皮肉な事です。

これに加えてエレフリス・モンテロの2安打と渡邊悠斗の適時打以外に打線はほとんどいいところがありませんでした。

というより唯一の長打が二俣翔一による2塁打のみと相変わらずの低レベルさ…。

ここまで若手の積極起用を行ってきたカープですが、それがこのざまでは今日からオープン戦出場した秋山翔吾菊池涼介は勿論、二軍スタートの松山竜平田中広輔といった選手たちが特に何もせずとも開幕ベンチ入りする事は確実でしょう。

オープン戦での打線の低迷とそれに伴う若手の台頭が皆無という現実はここ何年もカープではお馴染みの後継となってきましたが、結局今年もそれの繰り返しなのでしょう。

まるで先の作品の二番煎じ三番煎じの出来の悪いタイムリープもののSF映画のように…。