オープン戦(2勝5敗)
勝利投手 宮城1勝1セーブ
敗戦投手 高橋1敗
セーブ投手 山崎1セーブ
(C)モンテロ2号①
(De)宮崎1号②
打点
(C)モンテロ①
(De)宮崎②
投手
※数字は自責点
(C)床田-鈴木-高橋②-河野-森浦-塹江
(De)ジャクソン①-宮城-佐々木-岩田-中川-山崎
先発床田は3回無失点の好投も3番手高橋が逆転弾を喫する。
打線は4回表のモンテロの本塁打で34イニングぶりの得点も繋がらず。
投手陣は被安打2も壊滅的な貧打で惨敗し、4連敗。
------------------------------------------------
今季は例年に比べて関東でのオープン戦が異様多く設定されているシーズン。
先週に続いて横浜での平日デイゲームとなりました。
ちなみに今日は東日本大震災から14年。
14年前のあの日あの時カープはマツダスタジアムで読売とのオープン戦の最中。
一方のベイスターズはちょうど今日と同じように横浜スタジアムで試合中でした。
当然ながら試合は途中で中止。
あの日、私も何とか夜中に終夜運転をしてくれた地下鉄を乗り継いで自宅へ戻る事ができましたが…この球場で観戦中だった多くの方々がどうやって帰宅出来たのかが今も気になったのを思い出します。
もっとも、帰宅した直後にテレビをつけて現実とは到底思えないような被災地の惨禍に呆然とした事に変わりはないのでしょが。
先週、この球場での試合の7回表以降、全く得点が出来ずなんと30イニング無得点という恥ずべき醜態を晒しているカープは今日も相変わらずの貧打。
4回表にオープン戦ではそれなりの数字を残しているエレフリス・モンテロの本塁打で34イニングぶりの得点を得ましたが以降は全く得点の予感がしませんでした。
おまけにモンテロ以外で目立った選手と言えば2試合連続の2安打となった守備代走要員の山足達也と、全く日本の野球に適応できておらずそろそろ荷物をまとめた方が賢明ではないかと思える「ある意味カープの助っ人らしい助っ人」ことサンドロ・ファビアンがようやく安打を放った事ぐらいの事。
既に昨日、佐藤啓介や内田湘大などが早々に二軍へ降格してオープン戦中盤に入ってますます惰性で試合をしているに過ぎない状況に拍車がかかってきました。
投手陣に関しては床田寛樹が前回に続いて安定した投球を見せたのはさすがといったところですが、高橋昴也が四球連発に逆転弾と内容・結果共に残念な結果。
前回も書きましたが投手陣に関してはオープン戦全体を通して中堅どころが打ち込まれる事態が続出していますが今日はこの高橋が該当したようです。
かつての高卒ドラフト2位左腕もここ3シーズンは存在しないも同然の成績でどう考えても昨年オフの時点で戦力外が相当とも思える現状。
残念ですが今日がラストチャンスだったと言えるでしょうし、それがこのような結末となった以上はもはや彼のプロ野球投手としての人生は残念ながらここで決したのかもしれません。
なお、今日の敗戦でこれでチームは4連敗で交流戦は同率最下位。
今季のカープは例年にも増して下馬評が低く現状ではそれを覆す材料が何一つない状況ですが、オープン戦、交流戦、レギュラーシーズンの完全最下位への道がいよいよ開かれたと断言して良いかと思います。
それぐらいこのチームは攻守ともに何の魅力も期待もない惨状という事です。