オープン戦(5勝7敗2分)
ベルーナドーム
勝利投手 隅田1勝1敗
敗戦投手 常廣1敗
(C)-
(L)-
打点
(C)-
(L)ネビン②西川②野村②
投手
※数字は自責点
(C)常廣②-小林③-大道①
(L)隅田-羽田-E・ラミレス-佐藤隼-ウィンゲンター
先発常廣初回から打ち込まれて5回2失点の投球。
打線は二俣が2安打も2塁すら踏めない拙攻で無得点。
2番手小林も打ち込まれて攻守ともに圧倒される惨敗。
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今季最初の現地観戦はベルーナドーム。
今日は、3月中旬であるにも関わらず全国的に異例の冷え込みで由宇では積雪すらあったとの事。
一方で、狭山丘陵上にあるベルーナドームはその構造から冬は寒く、夏は暑い事で有名な球場ですから厚着したうえで向かった訳ですが…球場以上に試合の結果も内容も寒すぎてライト外野席で見ていて凍え死にそうなりました。
「弱い」
攻守共にそれ以外に表現のしようがないそれはそれは酷い試合でした。
かねてからこのカープというチームはフロントの怠惰とスカウトの無能からチーム編成の段階で失敗しているという事は以前から書いてはいましたが…。
オープン戦最終週の段階でこれほどチーム全体から活気もやる気も感じられない姿を見せつけられるとさすがに呆然としてしまいます。
先発の常廣羽也斗は日本代表に選出された影響もあり、今日がようやくオープン戦最初のマウンドだったのですが、立ち上がりから3連打を浴びてあっさり2失点を喫すると以降も毎回走者を背負う安定感の欠片も見られない投球。
なにより、投げるボールの大半に魅力が全く感じられませんでした。
一部では開幕ローテーションは確実という見方もあるようですが、はっきり言ってミドルリリーフからやり直した方が良いぐらい説得力がないと思えます。
というより、そもそも何故この程度の投手が日本代表に選ばれたのか最後まで私には理解出来ませんでした。
一方、打線はそれに輪をかけて酷い打撃に終始。
実力的に相手が主力クラスの投手ならばこんなもの程度と思える選手ばかりなのは仕方ない事ですが、ほとんどの打者が相手投手の真っすぐについていけず降り遅れる姿が目立っている事を見ると一体、このチームの若手や中堅はこの2か月間宮崎や沖縄で何をしていたのか改めて疑問に思えます。
正直、もう1回キャンプからやり直さないといけないと言えるぐらいのレベルでしょう。
これだけ投打ともにチャンスもポジションにも無限に広がっているのにも関わらず無気力な試合を出来る選手しかいないのが信じられない思いです。
こんな選手しか集めてこなかった松田家を筆頭としたカープ球団フロントの責任は改めて追及されるべきでしょう。
それぐらいこのチームは弱いという事。
今季初観戦がこういう見ていて大変不愉快な試合になったのが残念です。