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カープと趣味の日記

03/21(金)●「一足ずつに消えてゆく」(カープ2025)

福岡ソフトバンクホークス1-5広島東洋カープ

オープン戦(5勝9敗2分)

みずほPayPayドーム

 

勝利投手 又吉1勝

敗戦投手 河野1敗1セーブ

 

本塁打

(C)-

(H)山川1号②

 

打点

(C)林①

(H)周東①今宮②山川②

 

投手

※数字は自責点

(C)森下①-河野②-高橋②-高-中崎

(H)有原①-又吉-岩井-ヘルナンデス-オスナ

 

先発森下は3回1失点で降板し2番手河野が2失点の乱調。

打線は初回に林の適時打で3試合ぶりの得点も以降は繋がらず。

3番手の高橋も打ち込まれて惨敗を喫し3連敗でオープン戦負け越しが確定。

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例年どれだけ調子が良くても一方的に叩きのめされて現実を思い知らされるだけに終わる「嫌な恒例行事」ことオープン戦終盤のホークスとの3連戦。

とはいえ今季に関してはその事実がさほど気になる事はないでしょう。

何故ならもう現時点でこのチームは崩壊しておりもはや何のために試合をしているのかすら分からない惨状なのですから。

 

キャリア初の開幕投手が内定している先発の森下暢仁は今日がオープン戦最後の登板。

初回からいきなり安打を打たれると3回裏には失点を喫して降板で、オープン戦通して微妙極まりない内容と結果で不安を残す形となりました。

というより、オープン戦最後の登板でたったの3イニングというのもいささか不可解でした。

正直、故障でもしたのか心配してしまうほどでしたがコンディションはどうなのでしょうか?

2番手以降の投手に関しては2イニングを完璧に抑えた高太一を除けば酷いの一言。

河野圭、高橋昴也といずれも四球で走者を溜めて痛打を浴びるという論外の投球で開幕一軍の資格はない事を証明しただけでした。

打線のあまりの酷さばかりが目立つ今季のカープのオープン戦ですが投手陣も相当に酷いです。

今日出場した投手たちも含めて最近登板した投手はことごとく打ち込まれる事が多く防御率に至ってはもはやオープン戦とは思えない惨状。

オープン戦の最終週といえば開幕一軍に向けて若手・中堅がふるいにかけられる場の筈なのですが、このチームの場合は試合を重ねる毎に勝手に消えていっています。

あと半月オープン戦が続けば最終的には一軍から若手と中堅が一人もいなくなるとすら思える程に…。

 

初回に林晃汰のまぐれ当たりで20イニングぶり…そして今週初の得点を得た打線はその後8安打を重ねながらその後は0をスコアボードに並べるだけのいつもの仕事を続けるだけでした。

ファンからなけなしの期待を集めていた二俣翔一も今日で2試合連続無安打で打率は2割台前半とどう考えても期待をかけるレベルではない選手である事を自ら証明しました。

あまりに見るべきものが無さ過ぎて「たとえ酷い試合でも美点を見出す」という涙ぐましいファンの鑑とも呼べる行為に限界を感じます。

なにしろ試合を重ねれば重ねる程に希望は消えて、惨めで虚しいシーズンの予感しかしないのですから。

 

一足ずつに消えてゆく

夢の夢こそ哀れなれ