オープン戦(6勝9敗2分)
みずほPayPayドーム
勝利投手 杉田1勝
敗戦投手 大関1勝1敗
セーブ投手 栗林2セーブ
(C)ファビアン2号②
(H)牧原大1号①
打点
(C)ファビアン②
(H)牧原大①
投手
※数字は自責点
(C)鈴木-杉田①-森浦-塹江-ハーン-栗林
(H)大関②-藤井-木村光-ヘルナンデス-松本裕-オスナ
先発鈴木健矢は3四死球も2回無失点で2番手杉田も3回を1失点で抑える。
打線は4回表にファビアンの2ランで先制も終盤の好機を活かせず。
森浦、塹江、ハーン、栗林が完封リレーを見せて逃げ切り連敗を3で止める。
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「力の差を見せつけられるシリーズ」ことホークスとのオープン戦終盤3連戦の2戦目は意外にも勝利に終わりました。
が、はっきり言ってさほど有意義な発見はないばかりか、内容的にはある意味昨日以上に見るべきものがなかったように思えます。
オープン戦初先発となった鈴木健矢は無失点ながら四死球連発で、僅か2回で降板。
はっきり言って今この時期になってこれまでオープン戦で登板が多くない投手に先発を任せたうえで、たった2イニングしか投げさせない理由は何なのでしょうか?
史上最悪とも呼べるあからさまな失敗に終わった現役ドラフトでフロントが慌てて獲得したこの特徴的な投手を新井監督以下チーム首脳もどのように起用すれば良いのか未だに測りかねている事が伺われます。
また、2番手で登板した杉田健は3回1失点と本番モードに入った格上チームの打線相手にまずまずの投球を見せてくれました。
正直、若手中堅が軒並みボロボロの状態である今季のオープン戦の中でようやく出て来た発見とも呼べそうではありますが…残念ながらどれだけ今頑張っても彼の姿を一軍の公式戦で見る可能性はほぼ0でしょう。
何故なら、このチームは明らかに戦力になってない人員の整理すらフロントが怠った影響でこれだけ人材がいない状況にも関わらず支配下登録の残り枠は1つしか残ってないからです。
結局のところこのせっかくの発見も全くの無意味という事です。
逆にいえば、そういう状況にも関わらずわざわざオープン戦終盤の試合で育成選手に長いイニングを任せている新井監督の行動にも疑問符がつきます。
一方、打線は昨日の林晃汰に続いてサンドロ・ファビアンが「まぐれ当たり」を披露。
せっかく打ったので期待したいファンには大変申し訳ないですが、オープン戦通じて私が彼に感じたのは日本の野球に対応できずその気もないという姿勢だけでした。