オープン戦(6勝10敗2分)
勝利投手 上沢2勝1敗
敗戦投手 森勝2勝1敗
セーブ投手 大山2セーブ
(C)-
(H)-
打点
(C)矢野①
(H)周東①ダウンズ①川瀬①
投手
※数字は自責点
(C)森②-高橋-小林-島内-岡本①
(H)上沢-杉山-津森-尾形①-松本晴-大山
先発森は5回に集中打を浴びて2失点。
打線は8安打も繋がらず7回裏に矢野の適時打による1得点のみ。
最終回に岡本がオープン戦初失点を喫し惨敗でオープン戦最終戦を終える。
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2020年に解体された広島駅の駅ビルが「ミナモア」として新たに開業を果たしたこの日。
その近所のマツダスタジアムではカープが相変わらずめちゃくちゃな試合を繰り広げた末に開幕前にして終戦を迎える事となりました。
既に開幕ローテーション入りが内定している先発の森翔平は4回裏の3者連続奪三振を含めて4回までに僅か1安打と好投を見せてくれていましたが、5回に崩れて2失点で降板。
開幕に向けて幸先が良いオープン戦最終登板とは言い難いですが、彼の現状の実力を考えたうえで、ここまでのオープン戦全体の投球を見ればローテーション入りには異論はないかと思います。
というより、森下暢仁、床田寛樹、大瀬良大地以外の投手で彼以上の候補など存在しないのですから…。
一方で、新人で唯一開幕一軍に踏みとどまっていた岡本駿が9回表に遂に失点。
特にこれといった特徴がなく無失点を続けて来た事だけが開幕一軍の理由となっていただけに、これで微妙になってきたように思えます。
仮に彼が開幕一軍を逃せばこれで2年連続で開幕一軍に新人の姿がない事となってしまいます。
つくづくこのチームのスカウトの能力の低さを実感せざるを得ません。
打線は結局、最後の最後まで劇的に変わる事はなく今日も辛うじて1得点が入ったのみ。
これでオープン戦全体では本塁打や、チーム打率では最下位こそ免れたものの得点は18試合で僅か34得点とぶっちぎりの最下位で平均得点に至っては1.88。
この記録がどれだけ酷いかと言いますと2024年シーズンのサンフレッチェ広島の平均得点が1.89ですからそれすら下回ります。
つまり現状のカープは「サッカーより得点が入らない」という事。
得点が入れば好試合という訳ではありませんがさすがに平均が2得点以下という事になれば公式戦での観客動員にも影響が出るレベルにすら見えます。
まあ、そうなる前に例の如く開幕前からある程度チケットは売り抜けてはいますが…。
何度も言いますがここまで酷いともはやプロ野球を名乗って良いレベルではありません。
また、今季は投手陣も昨季の大失速の影響を振り払えずこれまたオープン戦全体で微妙な数字が並んでいます。
そうである以上は、やはりこのチームは現時点でシーズン終戦となっているも同然と断言して良いでしょう。
オープン戦と公式戦は関係ない?
これまた何度も書いていますが、そういう愚にもつかない言い訳を許されるのは昨年結果をしっかりと出したチームにだけ許される言葉です。
たかが4位のBクラス球団の指揮官が言ったところで単なる間抜けな言動に過ぎないと知れ。