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カープと趣味の日記

03/28(金)●「開幕から垣間見える縮図」(カープ2025)

広島東洋カープ0-4阪神タイガース

1回戦(カープ1敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 村上1勝

敗戦投手 森下1敗

セーブ投手 岩崎1セーブ

 

本塁打

(C)-

(T)佐藤輝1号②

 

打点

(C)-

(T)佐藤輝②大山①前川①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下②-塹江②-中崎-岡本

(T)村上-岩崎

 

キャリア初の開幕投手を務めた森下は初回に被弾するも以降は抑えて7回2失点。

打線は散発4安打で最終回の好機も活かせず無得点。

2番手塹江が打ち込まれて突き放され4年ぶりの本拠地開幕戦を完封負けで落とす。

岡本がプロ初登板を記録し1回無失点の好投。

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昨シーズン終盤にチームが崩壊し、球史に残る大転落劇を演じた末にオフシーズンは主力投手がFA流出するなど補強にも失敗。

更にはオープン戦も惨敗に終わり何一つ好材料がない状況のカープ

一方で、一昨年前に日本一に輝いたチームの戦力はほぼそのままに熟成が進みつつあり藤川新監督の下で読売に次ぐ優勝候補と大きな期待をもたれている阪神

明確な目標をもってしっかりオフシーズンを過ごし準備が十分なチームでも、逆に行き当たりばったりでいい加減なオフシーズンを過ごした挙句開幕前からチームが崩壊しているチームと対照的な姿ですが、それでも平等に開幕戦はやってきてしまうのですから難しいものです。

ちなみに開幕直前の新井監督のコメントも「チームの形は出来ていない」「戦いながら作っていく」と、銀河英雄伝説のフォーク准将の「高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応」の迷言を連想するような全く方向性の感じられないいい加減な代物。

 

はっきり言って戦う前から結果は見えているも同然のシーズンですが…まあ、頑張って見守っていきましょう。

4年ぶりの本拠地開幕戦を迎えたこの日の広島は曇り空が広がりかなりの冷え込み。

観客席ではコーヒーやココアの売り子が現れ、そこら中でカープうどんの美味しそうな香りが広がっていました。

そんな寒い中での試合でしたが、試合の方も大変お寒い内容と結果に…。

キャリア初の開幕投手を務めた森下暢仁は初回に佐藤輝に2ランを浴びるという形でいきなり躓く最悪の立ち上がり。

知っての通り今季のカープはオープン戦での平均得点が1.88点というもはやプロ野球チームとは呼べないレベルの打線ですからよーいドンでこのビハインドはあまりに重すぎると言えるでしょう。

もっとも、その後はしっかりと要所を抑えて7回2失点で投げ抜いた訳ですから全体的に見れば好投と考えてよかったかと思います。

正直、打線のせいで今季も勝ち星は伸びないでしょうが…何とか今季はシーズン最後までパフォーマンスを維持してほしいものです。

一方で、打線は案の定の酷さ。

元々オープン戦時点でボロボロで前評判は最悪だったのですが、最終的には相手先発の村上頌樹の前に文字通り手も足も出ずあわや開幕から完封を許す醜態を晒しただけでした。

「オープン戦は関係ない」などとほざいていた自身の言葉が単なる幼稚な虚言である事を証明してくれた訳ですから新井監督としては良い教訓になった事でしょう。

点が入らないもそうなのですが、前回観戦したライオンズとのオープン戦と同様にベテラン、若手、助っ人限らず打者が全体的に相手投手の速球に対して振り遅れている傾向が垣間見えたのが気になります。

明らかに相手投手のボールを打ちに行くというより単に当てに行っているだけの消極さしか感じられず、特に3番を務めた小園海斗の昨年に続く腰の引けたような打ち方などその象徴のようなものでしょう。

一体、打撃コーチは何を指導しているのか理解できないです。

競技をするのが選手である以上、コーチが全てとは言えないのですが…それにしても結果も内容も酷く見ていて全く面白味も魅力も見いだせない状況は改めて深刻です。

 

そんな打線でも最終回こそ何とか1死1塁3塁の好機を作って村上を降板させた訳ですから、8回表に見せた新井監督の采配ミスも致命的でした。

2番手塹江敦哉がいきなり近本光司に二塁打を浴びながら何とか2死まで持っていった状況で次打者から右の強打者である森下翔太、大山悠輔が続いていたにも関わらず何故か右投手、もしくは右打者に強い森浦大輔と交代させず結果的に大山と前川右京に試合を決定づける適時打を浴びる事となりました。

昨年のカープといえば8月末まで首位争いの先頭を走る事が出来たのは貧打を補って余りある先発ローテーションとブルペンの充実、そしてそれを上手く起用していく新井監督の采配の妙でしたが…今季は戦力を出し惜しみした末に決定打を許す明らかなミスが開幕戦から見られたのは残念。

上記のオープン戦から続く無責任かつトンチンカンな受け応えと共にこの監督の迷走も新たな懸念材料となってきている気がします。

 

投手陣の衰え、プロ以下の打線、監督の錯乱。

4年ぶりの開幕戦は2025年の広島カープの縮図をいきなり見せつける場となったと言えるかもしれません。