2回戦(カープ2敗)
勝利投手 小川1勝
敗戦投手 玉村1敗
(C)-
(S)-
打点
(C)-
(S)オスナ①茂木①赤羽①
投手
※数字は自責点
(C)玉村①-鈴木①-岡本
(S)小川
先発玉村は安定した立ち上がりも4回に集中打を浴び5回2失点で降板。
打線は僅か2安打で3塁すら踏めない拙攻。
6回以降は走者すら出せず完封負けで連敗でカードを負け越し最下位転落。
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今季初のビジター、そして神宮球場での観戦は球場に到着して1時間弱程度で追い出されてしまいました。
ちなみにその間に出た走者は単打を放ったサンドロ・ファビアンのみ…。
小川泰弘に3年ぶりの完封を許したばかりか、神宮球場でのレギュラーシーズン公式戦では今世紀初となる100球未満での完封(いわゆるマダックス)の快挙をアシストする事にすらなりました。
試合中盤でそれっぽく円陣を組んだものの生成AIの方がよっぽどまともな作文を作ってくれそうな中身のない小窪打撃コーチのコメントそのままに何の改善も見せられず…。
それどころか、早打ちで試合を加速してまるで途中から試合終了の速さを競う競技でも始めたのかと思えるぐらいの酷い打撃で雨上がりの寒空の中で球場に集まったファンを呆れさせただけでした。
唯一の見せ場といえば、昨日犠打を試みた際に自打球が顔面を直撃し、歯を8本も損傷し緊急手術を行った二俣翔一の名前が読み上げられたスタメン発表の場面だけと言っていいでしょう。
その二俣はフル出場したものの攻守で特に見せ場がなかった以上、かなりの激痛と思われる中で無理に出場させるのが正しかったかどうかは何とも言えません。
ただ、育成契約から這い上がった自身の野球人生で掴みかけたチャンスを何とか物にしようとするその姿勢には単純に声援を送りたくはなります。
一方、雨天中止となった火曜日の試合で先発の予定がスライド登板となった玉村昇悟は3回までは1安打に抑えて彼としては上々の立ち上がりだったのですが、4回裏に打ち込まれて2失点を喫すると5回で降板となった微妙な内容と結果。
一度打ち込まれたら止まらなくなるという脆さを見るにつけて6番手程度ならともかく、どう考えてもカード初戦に先発を任せて良い投手とは思えません。
また、移籍後公式戦初登板となりミドルリリーフとして役割を任された鈴木健矢も2イニング目にあっさり失点を喫した以上は変則的なフォームを見破られれば、さほど相手打者にとってはさほど脅威ではないという事なのでしょう。
こうして攻守で良いところが全くなければ今後の展望にも何ら希望を抱けないチームはオープン戦時点で予想した通りの最下位転落。
残念ですが、もう今季はここからこのチームの順位が動く事はあり得ないかと思えます。