3回戦(カープ3勝)
勝利投手 森2勝
敗戦投手 平良1勝1敗
セーブ投手 栗林2セーブ
(C)-
(By)-
打点
(C)石原①末包①ファビアン②菊池①野間①矢野①
(By)蛯名②度会①佐野①森①山本①
投手
※数字は自責点
(C)森③-森浦-島内-ハーン①-栗林②
(By)平良⑤-浜地-宮城-堀岡-颯①-坂本
先発森は3回までパーフェクト投球も5回以降打ち込まれて5回2/3 3失点で降板。
打線は3回裏に末包、ファビアン、菊池の連続適時打で4点を奪うと8回裏にも追加点。
ハーンと栗林が打ち込まれて1点差まで迫られるも辛くも逃げ切りカード3連勝で同率3位浮上
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あまりにも色々とありすぎて理解不能だった昨日のサヨナラ勝ちを経たベイスターズとの週末のカード3試合目は、昨日同様に打線が繋がったうえに終盤にセットアッパーとクローザーが打ち込まれるという展開となったにも関わらず勝利を収める事となりました。
はっきり言ってこれまた訳が分かりません。
というより、こんな弱いチームに大量失点した挙句スイープを喫するようなプロ野球チームがこの地球上に存在するなんて思いませんでした。
また、このチームは今週初めに最下位に転落して以降、順位が上がる事はないと思っていましたし、ましてや勝率5割になるのも予想していませんでした。
一体、何が起きているのか分かりませんせんが…同日に広島で試合を行ったサンフレッチェ広島も共に勝利を収めた事も含めて大変嬉しい週末にはなったのも確かです。
先週登板時は開幕ローテーションを務めた投手の中で出色の投球を見せてチームの今季初勝利に貢献した森翔平は今日も3回まで一切走者を出さない素晴らしい立ち上がり。
それだけに5回から突然打ち込まれてQSすら逃して降板となったのは大変残念。
この辺りが多少は失点を喫しても最終的に7回までマウンドに立っている森下暢仁や、床田寛樹との違いなのだと思えます。
それでもプロ入りして3シーズンで6勝しかしていない程度の投手である彼が既に2勝目ですから大きな進化と讃えるべきかもしれません。
一方、昨日プロ入り初本塁打がまさかのサヨナラ弾となった田村俊介を4番に置くという大胆な起用を見せた打線は、意外にもこれが機能。
特に、2試合連続で2安打と打点を挙げた末包昇大と、来日初安打から実に6試合連続の安打で今日も決定的な適時打をサンドロ・ファビアンの活躍が目立ちました。
一応、長打は期待されていたもののオープン戦や開幕直後はボロボロで全くその期待に値しなかった二人だけに揃ってクラッチヒッターとしての役割を果たしたのは大きな驚きです。
正直、彼らをはじめこのチームの打者で安定感のあるような選手たちはいないので来週も過度な期待はできませんが、リリーフ陣が不安定な状況なだけに何とか好調を維持して欲しいものです。
今週森浦大輔を除けばほぼ総崩れ状態のリリーフ陣は今日も終盤にテイラー・ハーンと栗林良吏が酷い投球に終始。
辛うじて逃げ切りに成功はしましたが、二人合わせて今週だけで11失点はあまりにも壊滅的な数字。
はっきり言って明日以降もこの二人がマウンドに立ったら平気で2~4失点を喫すると考えた方が良いでしょう。
ハーンはともかく栗林については栗林の防御率がどれだけ天文学的な酷い数字になるかと意外に見るべきものはなくマウンドに立てる状態ではないと言えるでしょう。
はっきり言ってこの2シーズンで彼への信頼は完全に失われました。
そうである以上は早々にブルペンの再編に監督とコーチは早々に取り組むべきです。
くれぐれも「信頼」だの「家族」だのくだらない御託を並べる事がないように…