1回戦(カープ1分)
ぎふしん長良川球場
(C)-
(D)-
打点
(C)末包①
(D)細川①
投手
※数字は自責点
(C)ドミンゲス①-島内-ハーン-栗林-塹江-森浦-岡本
(D)マラー①-齋藤-松山-マルテ-清水-勝野
来日初登板の先発ドミンゲスは5四球と制球難も要所を抑えて6回1安打1失点。
打線は6回まで1安打無得点の拙攻で7回表に末包の適時打の1得点のみ。
7回以降はリリーフ陣が2安打無失点で12回まで抑えて今季初の引き分け。
------------------------------------------------
今季初のドラゴンズ戦かつ地方球場での試合の舞台はかつて主催ゲームを多く行い古くからのカープファンには中京地区における準本拠地扱いとしてお馴染みだった長良川球場。
3年連続最下位かつ今季も3カード連続でカード勝ち越しが無く最下位に沈むドラゴンズですが、私含めて多くのカープファンはこのチームに対するイメージはだいたい同じではないでしょうか?
すなわち「どうしてこんなに強いチームがカープより下位なんだろう?」と。
昨シーズンは攻守で叩きのめされた末に大幅に負け越し文字通り完全にカモにされた相手。
ましてや、今季のカープは昨年より攻守で大幅にスケールダウンしたのも同然の状況ですから、今季のこのカードはより悲惨な結果になるのは目に見えていましたが、残念ながらその予感は当たらずも遠からずとなりそうです。
先週の神宮での試合が雨で流れた為、1週間遅れでの来日初登板となった新外国人右腕ジョハン・ドミンゲスは3回まで1安打に抑えるなどまずまずの立ち上がりでしたが、4回裏に3連続四球でピンチを招く形で失点するなどとにかく制球に苦しみました。
最終的に6回投げて1安打1失点ながら5与四球で、要所は抑えたという事にはなりますが…どちらかと言えば異様に元気がない相手打線に助けられたと言った方が良いかもしれません。
とはいえ、オープン戦通して微妙極まりない結果と内容で正直、印象にほとんど残らなかった事を考えれば上々のデビュー戦だったかと思えます。
まあ、これまたどう考えてもチームを引っ張るようなレベルの投手ではないのですが…。
一方、先週末は異様に勝負強さと相手投手の度重なる自滅で得点を重ねた打線でしたが、週が変われば案の定打てなくなりました。
6回まで1安打で二塁すら踏めない拙攻で、7回表に小園海斗の好走塁が末包昇大の適時内野安打を呼び込んで何とか追いつきましたが、その後は8回表の2死満塁の好機を除けば得点の気配すらせず。
狭隘な長良川球場で全く長打が出ない訳ですからナゴヤドームでの得点はまず無理でしょう。
8回表の好機を逃した時点でテイラー・ハーンか栗林良吏あたりが失点を喫して敗北を喫するのは確定も同然と考えていましたのでその後の彼ら二人が無失点で抑えた事も含めて12回まで抑えきったのは意外でした。
このうち10回裏に登板した今季不調の塹江敦哉が3者連続三振と意外過ぎる活躍含めて9回2死から11回2死まで6者連続三振。
一体、ブルペンが壊滅状態も同然だった先週末が何だったのか思える結果です。
まあ、今日は偶然良い賽の目が出続けたというだけかもしれませんが…。
そもそも相手ブルペンの方が遥かに圧倒的には見えてしまうのではありますし…。