4回戦(カープ3勝1敗)
東京ドーム
勝利投手 大勢3勝
敗戦投手 中崎1敗
(C)末包昇4号②
(G)キャベッジ4号②
打点
(C)末包③
(G)キャベッジ②甲斐①
投手
※数字は自責点
(C)森②-森浦-ハーン-栗林-塹江-島内-中崎①
(G)井上③-田中瑛-ケラー-高梨-船迫-マルティネス-大勢
先発森は2回裏に先制弾を浴び以降も走者を背負うも凌いで6回2失点の好投。
打線は末包の同点弾を含める3打点の活躍も終盤は繋がらず3得点に留まる。
最終回に小園のエラーで追いつかれ延長12回裏にサヨナラ犠飛で4連敗。
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堂林翔太の試合終盤のエラーで始まった関東での連敗。
やはり今日もエラーによる敗北で連敗数は4を数える事となり一時首位にもたったチームの好調も遠い昔の出来事のように思えるようになりました。
「野球は9回2アウトから」とはよく言ったものですが、まさか「9回2死2ストライクサードゴロ」まで来て勝利を手放すとなるともはや笑い話でしかありません。
無様な送球でそんな嘲笑を招いた小園海斗は勿論、あっさりその送球を後逸した二俣翔一、カバーが遅れ一気に1塁走者の生還を許した末包昇大。
これに空振りを取るまで実に26球も要した栗林良吏の低調な投球も併せてもはやこのチームに僅差の試合を勝ち抜く力すらない事実を突きつけられる思いです。
まあ、元々こんなたいした選手がいない弱いチームが今月の5割以上と3位以上が確定している時点で奇跡のようなものですから、ここから昨年より遥かに早い転落劇を見せてもなんら不思議ではないでしょう。
そもそも監督からして学習能力がないようですし…。
前回登板で試合を作れず開幕からの勢いが止まってしまったように見えた森翔平でしたが、今日は初回の立ち上がりこそ良かったものの2回裏にトレイ・キャベッジから先制2ランを浴びると以降は毎回走者を出す苦しい投球。
これに加えて相変わらずの打線の援護が遅れましたが、何とか6回2失点で耐え抜いてくれました。
どう考えても早々に自身キャリアハイに並ぶ今季4勝目の資格は十二分にあったのですが…この関東での3連敗中の他の先発投手と同様に攻守ともに低レベルな野手共のせいで白星を得る事はできなかったのは残念です。
一方、その相変わらず「打てない守れない」の野手共は、末包が同点2ランを含む3打点の活躍を見せて久方ぶりに打線の中軸がそれなりの仕事を見せたものの以降は全くお話にならない出来。
守備の要である矢野雅哉をスタメンから外して一体幾つのポジションを守れば良いのか本人も分からなくなっているであろう二俣を遊撃手で起用したものの全く実りませんでした。
結局、誰が出ても一緒という程度のレベルの選手しかいないという事です。