6回戦(カープ2勝3敗1分)
勝利投手 高橋宏2勝3敗
敗戦投手 森下3勝3敗
セーブ投手 松山11セーブ
(C)坂倉1号①
(D)-
打点
(C)坂倉①堂林①
(D)ボスラー②カリステ②
投手
※数字は自責点
(C)森下④-中崎-鈴木-斉藤
(D)高橋宏②-斎藤-松山
先発森下は3回に集中打で逆転を許すと5回にも失点し6回4失点で降板。
打線は2回裏に坂倉の本塁打と堂林の適時打で先制も以降は繋がらず。
攻守ともに圧倒される内容で惨敗を喫し7連敗。
斉藤がプロ初登板初奪三振を記録。
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試合前に海の向こうでは前田健太がデトロイトタイガースを事実上の戦力外となったというニュースがありました。
現状のローテーション投手が充実している状態や残りの登録枠等を考えると獲得に否定的な意見が多いようですが、私はそうは思いません。
まあ、一番の理由はこの個人的な思い入れが深い投手が最後はカープのユニフォームを着ている姿が単純に見ていたいからというのがあるのですが…。
そもそも、これだけ試合を作っても勝てない状況が続いている以上は昨年の9月のように先発投手が疲弊していくのは時間の問題ですからローテーション候補はいくらあっても足りないという事はないからです。
実際にこの試合ではその危惧が現実となりました。
先発の森下暢仁は最初の2イニングこそ無失点で凌ぎながらも安打を許す苦しい立ち上がりで先制直後の3回表に連打で一気に3失点を喫する苦しい立ち上がり。
5回表にも失点しながらなんとか6回まで投げ抜きましたが、被安打10の4失点と今季最悪の投球となってしまったのは残念。
4月は先発した5試合すべてでQS以上を記録し防御率も1.70と好調を維持していただけに遂に崩れてしまった形です。
この6連敗中で先発投手がいずれも試合を作っていた状況で敗れたいただけにこういう事態になると勝つ見込みが無くなるのは自明の事でしょう。
こういう展開になってしまった以上はこの大型連敗はまだまだ続くかと思えます。
一方で、打線は昨シーズンの最優秀防御率右腕高橋宏斗から坂倉将吾の先制弾を放つなど2回裏に2点を先制。
昨季は被本塁打がわずかに1で今季も昨季ほどの状態ではないにしろやはり被本塁打がなかった投手から貴重な1発となりましたが空砲に終わってしまいました。
以降は散発3安打…というよりボテボテの当たりが幸運な内野安打になった羽月隆太朗を除けばまともに安打を重ねたのが猛打賞のサンドロ・ファビアンのみ。
昨日に続いていて小園海斗を1番に据えた4番までの打者が半ば存在しないも同然でしたので、新たな組み換えが必要かもしれません。
無意味に終わる可能性は高いでしょうが…。
まあ、残塁数が前回の1/3に終わった事ですから監督はそれをもって「前進」だの「また明日」だのとくだらない言い訳の材料にすれば良いのではないでしょうかね。