7回戦(4勝3敗)
勝利投手 ハーン1勝1敗
敗戦投手 岩崎2敗10セーブ
セーブ投手 栗林1勝7セーブ
(C)秋山1号①
(T)-
打点
(C)秋山①坂倉①モンテロ①矢野①
(T)前川①木浪①
投手
※数字は自責点
(C)森下②-ハーン-栗林
(T)村上②-桐敷-岩崎①-工藤
先発森下は6回まで2安打無失点の好投も7回に崩れて2失点を喫する。
打線は初回に秋山の先頭打者本塁打などで2点先制も以降は9回まで繋がらず。
9回表にモンテロの適時打で勝ち越しに成功して4連勝で首位に立つ。
ハーンは来日初勝利。
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いずれもギリギリの試合を乗り越えて読売の表ローテ相手に3連勝と望外の結果を引っ提げて乗り込んだ甲子園。
今週、一軍に復帰しながら代打起用のみで昨日の試合でようやく復帰初安打を挙げたばかりながらスタメン起用となった秋山翔吾の先頭打者本塁打で現在リーグ最多勝の好投手村上頌樹から先制点を挙げる事に成功。
更に先発の森下暢仁もいきなり先頭打者に四球を与えたものの3回まで無安打と上々の立ち上がり。
しかし、このカープというチームの打線は序盤に多少得点を挙げる事が出来ても以降は畳みかける事が出来ないが常ではありますが…案の定そのような展開になってしまいました。
森下も6回まで完封ペースの好投ながら7回に崩れて犠打挟んで4連打を浴びて同点に追いつかれてしまい約1ヶ月ぶりを逃す事となりました。
先の読売との3連戦でリリーフ投手を投入しまくっていた状況と森下の球数などを考えると簡単に交代させられる場面ではありませんでしたが、結果的にベンチが後手に回ってしまった形です。
同点に追いつかれてなおも1死1塁3塁とどう考えても逆転されるのは確実という場面だったのですが相手の走塁ミスで何とか凌げたのは幸運でした。
とはいえ、2回以降は無得点の打線に不安定極まりないテイラー・ハーンと栗林良吏に任さざるを得ないという状況でやはり敗色濃厚である事に変わりはなかったのですが…。
9回表に相手クローザーの岩崎優相手に2死2塁と好機を作ってエレフリス・モンテロが2カード連続初戦での殊勲打となる適時打。
当たり自体は前進守備のセンター正面だったのですが、大盛穂の好走塁…と言いたいところですがタイミングは完全にアウトにも関わらずやや送球が難しいタイミングでの捕球になった事と、中継が逸れた事が幸運な勝ち越し打となりました。
ハーンと栗林がつつがなく抑えた事も加えると勝てる展開で無かった試合を度重なる幸運で掴めたと言えるでしょう。
しかも、これで貯金が今季最多に並ぶ5となり単独首位にも立ったのですから驚きです。