10回戦(カープ4勝6敗)
勝利投手 ジャクソン4勝1敗
敗戦投手 森下3勝4敗
セーブ投手 入江1勝1敗9セーブ
(C)-
(De)-
打点
(C)-
(De)オースティン①牧①
投手
※数字は自責点
(C)森下②-塹江-島内-森浦
(De)ジャクソン①-伊勢-ウィック-入江
先発、森下は中盤に崩れ先制点を許し6回2失点で降板。
打線は3回まで走者を出せない拙攻で7回裏の好機も活かせず。
リリーフ陣が無失点で抑えるも打線の拙攻が響く惨敗でカード初戦を落とす。
------------------------------------------------
前回の試合終盤での佐々木泰への犠打を指示するという采配ミスが大きな波紋を呼んだカープは今日から引き続き本拠地でベイスターズとの3連戦。
しかし、打線は今日に関しては防御率1点台を誇り今季絶好調のアンドレ・ジャクソンの前に文字通り手も足も出ない貧打で犠打の是非以前の酷さに終わりました。
何とか7回裏に無死満塁の好機を作ったものの、得られた得点はエレフリス・モンテロの併殺打の間に入った1点のみで全くお話になりませんでした。
また、昨日飛躍のチャンスを監督の采配ミスで潰された事で気落ちした…という訳ではないでしょうが、昨日2安打とインパクトを見せた佐々木も無安打で力ない姿を見せただけに終わりました。
まあ、前節でさほど今季は好調とは言い難いピーター・ランバートや、小川泰弘相手に悠々とQS以上を許している程度の打線ですから、これだけ好調の投手相手に何も出来ないのは当たり前なのかもしれません。
それにしても困ったものです。
なにしろ、この試合以降、今月の残り試合はいずれも上位チームとの対戦となっているだけでなく予想される相手先発はいずれも主力級もしくはまず打てない苦手投手ばかりなのですから。
ここから一気にGW前半のような大型連敗が始まる予感すら漂います。
一方で、先発の森下暢仁は序盤こそ安定した立ち上がりでしたが、4回裏に先制点をあっさり喫すると、5回裏には2死走者なしから失点。
決して悪くない投球ながら、相手が好投手だけに先に追加点まで許すようでは、さすがに勝利は難しいように思えます。
しかし、それでもしっかりQSは守っている訳ですからいい加減こういう「悪くない程度の投球」でも悠々勝利投手になれる展開が見たいもの。
現に森下は今月4試合登板してQSは3試合で、ここ5試合で見ても4試合にも関わらず今日の敗戦により3連敗で遂にシーズン4敗目。
はっきり言ってまともな打線がいるチームだったらとっくに5勝以上は白星を確保してリーグトップになっている内容でここまで報われないとモチベーションの維持という点でも心配になってきます。
とは勝負弱い打者しかおらず、監督もそういう選手を育てるつもりが一切ない以上は森下が状況から脱却するのは難しいでしょう。
本当に報われない投手です。