吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

05/28(水)●「登板過多」(カープ2025)

読売ジャイアンツ4-1広島東洋カープ

11回戦(カープ7勝4敗)

石川県立野球場

 

勝利投手 山崎6勝1敗

敗戦投手 大瀬良2勝3敗

セーブ投手 マルティネス1勝19セーブ

 

本塁打

(C)-

(G)増田陸3号①キャベッジ7号①

 

打点

(C)坂倉①

(G)増田陸②キャベッジ①泉口①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良②-岡本②-塹江-鈴木

(G)山崎①-中川-大勢-マルティネス

 

先発大瀬良は初回に本塁打2本を浴びる立ち上がりで6回2失点で降板

打線は初回に坂倉の適時打以降は奮わず1得点に留まる。

2番手岡本も打ち込まれて追加点を許し終盤好機を活かせず惨敗で連勝が止まる。

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富山から金沢に移っての北陸シリーズ2試合目。

この5月でのリーグの登板数上位5人を独占しているリリーフ陣の活躍もあり、貯金が今季最多の5となっていたカープですが、今日はそのリリーフ陣…というより2番手で投げた岡本駿が打ち込まれて追加点を許した事で久方ぶりの普通の好守で圧倒される惨敗となりました。

先発の大瀬良大地は初回にいきなり増田陸に先頭打者本塁打を浴びるとトレイ・キャベッジにプロ野球通算11万号となるメモリアル弾も浴びて早々に2失点と最悪の立ち上がり。

その後も再三のピンチを背負うなど苦しい投球となりましたが全体的に見れば上手くまとめてはくれていたと思いますし、試合展開によっては十分7回まで投げ抜く事は出来たかと思います。

先週の森下暢仁の時も書きましたが、こういう悪いなら悪いなりに上手くまとめる投球を見せただけでは先発投手の白星が遠いようでは健全なチームとは到底言い難いかと思います。

また、上記の通り2番手岡本が打ち込まれて事実上試合を終わらせてしまいましたが、直後に今月すでに登板数が10試合に到達している塹江敦哉を2連投の形で投入する必要はどこにあったのかよく分かりませんでした。

これまた先に書いた通りカープのリリーフ陣は今月の登板数ではリーグトップ5を独占している状況。

このペースで投げ続ければほとんどのリリーフ投手が登板過多で夏場以降で大きく調子を崩すことは容易に想像できます。

結局、全く勝負弱い打線共々この点に関しては今年も同じ事の繰り返しになりそうです。

 

一方、初回の坂倉将吾の適時打以外では最終回の佐々木泰のプロ初三塁打以外は全く見せ場がなかった打線。

ここ5試合で無安打と好調だった4月とは打って変わって調子が下り坂の野間峻祥を1番で起用しましたがあまり効果はありませんでした。

これで今月6得点以上を奪った試合はたったの1試合のままで、今日も8回無死満塁の好機を無得点で終えるなど異常なまでの得点圏での弱さを露呈しただけでした。

あまりの酷さにもう打線において楽しみなのはサンドロ・ファビアンの打率ぐらいかと思えます。

5連勝中の相手チームの表ローテにビジターで挑んで1勝1敗は悪くない結果ではありますが、次戦は今回以上に得点を挙げるのが困難…というかほぼ打てる見込みのない投手を含めての阪神との対戦ですから大変憂鬱です。