3回戦(カープ1勝2敗分)
勝利投手 高野脩2勝
敗戦投手 森浦1勝2敗
セーブ投手 中森1勝2敗1セーブ
(C)-
(M)池田3号①ソト7号②
打点
(C)大盛③
(M)池田①ソト②友杉①寺地①
投手
※数字は自責点
(C)アドゥワ④-高橋-島内-森浦①-中崎
(M)種市④-高野脩-中森
先発、アドゥワは初回に先制弾を浴びると4回も打ち込まれ4失点で試合を作れず。
打線は大盛の3打点の活躍で6回表に一時3点差を追いつくも逆転の好機を逸する。
7回裏に4番手森浦が秋山の後逸から勝ち越し打を許し接戦を落とす。
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延長12回4時間56分の総力戦を制して試合途中に海浜幕張駅へのシャトルバスが終了しても尚も球場に残り続けたファンへ何とか勝利を届ける事が出来た昨日を経て、交流戦史上初のマリンスタジアムでの3連戦カード勝ち越しを目指すカープでしたが…現実は大変お寒いものでした。
先発のアドゥワ誠は今季初登板で試合を作れず挽回を喫しましたが、初回にいきなり池田来翔に先制弾を浴びると、以降も不安定な投球を見せた末に4回裏には田中広輔の後逸をきっかけに崩れて4回4失点。
夫人の出産の為に一時帰国していたジョハン・ドミンゲスの代役として先発ローテーションしているアドゥワでしたが、2試合連続でこれでは本日限りで登録抹消が妥当でしょう。
はっきり言って一軍にいて良い投手ではないです。
極端な投高打低のチームにあって先発が試合を作れなかった時点で、もはや敗北は確定したも同然ではあったのですが、そこに待ったをかけたのが昨日の適時打含めて打撃好調で遂に今季初スタメンの座を射止めた大盛穂でした。
1安打ながら好機での打撃での打席で3打点の活躍で一時3点差だった試合を振り出しに戻す活躍を見せてくれました。
その大盛の適時打直後でなおも2死満塁と逆転の好機で打席には昨日2安打の秋山翔吾でしたが…。
その秋山は凡退で場内の空気を冷ますと7回裏には藤原恭大のライナーを後逸するという致命的なミスで勝ち越しを許すきっかけを与えたばかりか、今季チーム最多登板ながら防御率が0点台だった森浦大輔に自責点と黒星をプレゼント…。
更にいえば最終回でも最後の打者としてあえなく三振し、結局5タコと攻守でチームの足を引っ張り続けただけでした。
上記の田中広輔やこの秋山といい、昨日の上本崇司、堂林翔太共々このチームは本当にベテランの頼りなさを実感します。
確かに監督の性根がどこにあるのか分からない起用のおかげでコロコロと打順も守備位置が変わる難しい状況というエクスキューズはありますが、本来ベテランとはいついかなる状況や状態でも安定したパフォーマンスが出来る事を求められて起用される筈です。
しかし、どうやら彼らはそうは思ってないようです。
昨日も書きましたが、これがベテランを新井監督やフロントが優遇し甘やかし続けた結果です。
まあ、そんな「活気の欠片もない敬老会の集まり」のようなチームもまた彼らが望んだ事。
その責任はしっかりと取って貰うべきでしょう。