2回戦(1勝1敗)
勝利投手 床田7勝5敗
敗戦投手 内3勝2敗1セーブ
(C)大盛3号①ファビアン8号②ファビアン9号②菊池2号②
(E)-
打点
(C)大盛①末包①ファビアン④菊池②
(E)太田①村林②
投手
※数字は自責点
(C)床田①-島内-中崎-益田②-栗林
(E)内④-松井④-今野-江原
先発床田は2回表に失点を喫するなど6安打を浴び5回1失点で降板。
打線は初回に大盛の先頭打者本塁打で先制するとファビアンの2打席連続弾などで8得点。
打線が序盤から一発攻勢を見せて突き放して連敗を2で止める。
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6月21日は1975年にカープのマスコットキャラクターであるカープ坊やが誕生からちょうど50周年。
グランドで遊んでいた出入りの業者の子供がモチーフとなったこのデザイン。
広島を一度でも訪れた人がいるなら分かると思いますが、県内のあらゆる場所で遭遇する事でしょう。
また、日本のプロ野球でも現役で使用されている物としては最古の存在でもあります。
ちなみに、我が家には亡き祖父の遺品でどこかで貰って来たカープ坊やの置物があるのですが…カープ坊やの名前はなく「アカヘルマスコット」とあるので恐らく採用されてから最初期のものと思われます。
私の家族含む広島で生まれ育った人間にとって3世代以上に渡って身近であり続けたキャラクターの誕生日での試合で昨日は苦手な左腕相手に無様な完封負けを喫した打線が躍動しました。
初回に低調なチームにあって9試合連続安打と絶好調の大盛穂が初球先頭打者本塁打を放つと、2回裏と4回裏には大盛の1塁に置いた状態でサンドロ・ファビアンが2打席連続の2ランで結果的にこの二人だけで序盤から5得点を挙げる事となりました。
正直、この二人の1番2番コンビでここまで強烈な破壊力を発揮するとは思えなかっ訳ですから大きな驚きではあります。
そもそもファビアンはともかくシーズン当初は守備固めと代走以外の役割がなく新井監督の構想にもそもそもいなかった筈の大盛がレギュラーでこれほどの活躍を見せるとは…。
一方、前回登板で試合を作れなかった床田寛樹は先制直後の2回表に満塁のピンチを招き失点を喫すると、5回までに6安打とさほど安定している投球とは言えない出来でしたが、これは仕方ない事でしょう。
まだ梅雨明けしていない6月であるにも関わらず真夏同様の炎天下での投球。
同日に行われた阪神とホークスの試合では阪神先発の大竹耕太郎が試合中盤に異常を訴えて降板していた事もあり5回で早々に降板させたのは懸命な判断だと言えるでしょう。
そういう点も考えると余計に序盤から大盛とファビアンの1番2番コンビが牽引して得点を得たのは大きな価値があったと言えます。
同時に、どうしてこのチームは左腕相手だとあれだけ無様な姿しか見せられないのに右投手相手だとこうも点が入るのか…。
本当に意味が分かりません。