9回戦(4勝4敗1分)
勝利投手 大野3勝3敗
敗戦投手 森下5勝7敗
セーブ投手 松山28セーブ
(C)-
(D)-
打点
(C)菊池①モンテロ①
(D)岡林①佐藤①
投手
※数字は自責点
(C)森下②-中崎-島内-岡本
(D)大野②-藤嶋-橋本-清水-松山
先発森下は初回に失点を喫すると3回も失策絡みで失点し5回3失点。
打線は12安打を放つも序盤の2得点に留まる。
リリーフ陣は無得点も攻守でのミスが響いて交流戦明け初戦を落とす。
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交流戦20周年にしてパ・リーグ相手に歯が立たず、最悪の戦績に終わったセ・リーグ。
その中にあって唯一辛うじて5割を維持する事が出来たカープですが、首位よりも5位の方が近いというお寒い事情は変わらないという事実を見せつけられる交流戦明けの再開幕戦となってしまいました。
先発の森下暢仁は初回にいきなり連打でピンチを招きあっさり先制点を許すと味方が逆転した直後の3回裏に2死から逆転を許すと言う投球。
3回裏は微妙な判定や菊池涼介のエラーに泣かされた部分はありますが3回までに被安打7はあまりにもカジュアルに打たれ過ぎでしょう。
以前にも言いましたが、彼が防御率やWHIPのわりに勝ち星に恵まれず既に7敗を喫している事は決して運が悪いだけではないでしょう。
とにかく投げ合いの展開になった場合に脆すぎる面が目立ちつつあります。
昨年は二桁勝利を挙げた直後から大崩れして10勝止まりに終わった彼ですが、今季はそれよりも早く力尽きる可能性が高いように思えてきます。
一方、12安打も放ちながらたったの2得点しかできず、ただただ試合を長引かせる事しか出来なかった打線は、交流戦最終戦から中4日経ても相変わらずの酷さ。
上記の菊池涼介のエラーもですが、7回表の羽月隆太郎の幼稚な牽制死などとにかく攻守でミスが多すぎます。
相変わらずサンドロ・ファビアンが好調を維持しているにも関わらず全く活かしきれていない状況は大変歯がゆいです。
一体、いつになったらこのチームの打線はプロ野球を名乗るに足るほどの実力を身に着けるのかと暗澹たる思いです。
これでチームの貯金は再び0となり勝率5割に逆戻りで、上位維持どころか5位転落の足音がますます大きくなってきました。
過酷な暑さで戦う真夏を前にして非常に重苦しい雰囲気が、閉塞感が漂います。