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カープと趣味の日記

07/01(火)△「「2点打線」の2番」(カープ2025)

広島東洋カープ2-2東京ヤクルトスワローズ

8回戦(4勝2敗2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

本塁打

(C)坂倉3号①末包7号①

(S)-

 

打点

(C)坂倉①末包①

(S)オスナ①山田①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田②-島内-ハーン-森浦-中崎-栗林

(S)吉村②-星-荘司-大西-矢崎-木澤-石山

 

先発床田は初回に2失点も中盤以降は立ち直り7回2失点の好投。

打線は坂倉と末包の本塁打で追いつくも以降の再三の好機を活かせず2得点。

リリーフ陣が無失点で抑えて延長12回引き分けに終わる。

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交流戦パ・リーグとの圧倒的な力の差を見せつけられながら何とか5割で終えて7月最初の初戦。

相手は4試合もの中止があるものの今季勝ち越しているうえに本拠地での公式戦ではここ3シーズンで僅か1敗していないスワローズ。

前節で逆に鬼門となっていたナゴヤドームでのドラゴンズ戦で実に3年ぶりの勝ち越しを決めた事もあり一気に勢いに乗る事を願ったファンも少なくなかったでしょうが…やはり現実は甘くありませんでした。

 

先発の床田寛樹はいきなり初回から連打を浴びて故障者続出でカープ以上に悲惨な打率の選手が多く並ぶスワローズ打線から2失点という失態で以降も4回まで得点圏に走者を背負う展開。

今季は打線の援護が多くない状況で5度の完投に3度の完封の活躍を見せていましたが、ここ2試合はQSすら達成できずと退潮傾向が見えていただけに序盤はいつノックアウトされても不思議でない出来でしたが…。

それでも5回以降にしっかりと立て直して逆にパーフェクト投球で7回を投げ抜いて試合を作った辺りはさすがでした。

というより、たかが2失点程度で勝ち星が遠のくというのはやはり不条理としか言いようがありません。

 

一方で、交流戦明けの3試合で全て2得点の拙攻に加えて、相変わらずの意味不明な組み合わせでファンの失笑を買っている打線は、今度はここ5試合で3安打1打点と不振の末包昇大の2番で起用。

末包は6回裏に久しぶりの本塁打となる同点弾を放ちはしましたが、全体的に見れば繋がりが全く見られず無意味な起用を言わざるを得ません。

幸い打順に関係なくサンドロ・ファビアンが今日も2安打を放つ活躍を見せてはくれていますが、チャンスメイクをこなしクラッチヒッターにもなってくれている彼を本当に4番で起用する意味があるのか疑問です。

例年以上に異常な暑さが予想され、野球興業のあり方自体が問われる事態になりかねない今夏。

どう考えても投手陣の疲弊は避けられないでしょうからここでファビアンのような好調な選手を活かせず「2点打線」が続くようでは昨年より早い段階での転落劇は避けられないでしょう。