吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

07/02(水)○「再び柱となり得るか?」(カープ2025)

広島東洋カープ2-1東京ヤクルトスワローズ

9回戦(カープ5勝2敗2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大瀬良3勝4敗

敗戦投手 奥川4敗

セーブ投手 ハーン1勝1敗6セーブ

 

本塁打

(C)中村奨3号②

(S)並木3号①

 

打点

(C)中村奨②

(S)並木①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良①-ハーン

(S)奥川②-木澤-清水

 

先発大瀬良は初回に先頭打者本塁打を浴びるも3回以降は安定し8回1失点の好投。

打線は3回裏に中村奨成の2ランで逆転も以降は繋がらず2得点のみ。

大瀬良の好投を光り1点差を逃げ切り引き分け挟んで3連勝。

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昨日は、投手陣の頑張りは光ったものの「2点打線」のせいでただただ消耗しただけの引き分けに終わったカープ

相変わらずの投手陣の奮闘はあるものの、この異常な暑さが続くシーズンにおいていつまでも僅差の試合を守り続けられるとは思えないのは昨年の大失速を例に出さなくても分かり切った事ですが…。

勝利を得たものの今日も残念ながらそういう展開になってしまいました。

 

5月14日の読売戦以来実に49日に渡って勝ち星から見放されて、以降は精彩を欠く投球も多かった大瀬良大地は初回にいきなり先頭打者本塁打を浴びたうえで2回表もピンチを招いて辛くも逃れるという苦しい立ち上がり。

どう考えても5回程度で降板というシナリオしか考えれらなかったのですが3回以降はエンジンがかかったかのような好投を披露。

最終的に8回を106球被安打5の1失点で抑える好投で、久方ぶりの3勝目を自らの力でつかみ取った形です。

森下暢仁が退潮気味で床田寛樹も前半戦で5完投の反動が懸念される状況で、これから過酷になっていくシーズンで先発ローテーションの柱になる事を再び期待したいものです。

まあ、前回登板から中13日と休養十分であった状況と年齢から来る近年の衰えから考えると難しいでしょうが…。

 

一方で、打線は3回裏に中村奨成の逆転弾で逆転に成功したものの得点はこの2点のみ。

これで交流戦明けから5試合連続で2得点以下となり、今週に至っては適時打すらないという打線の繋がりの無さは深刻です。

というより、どうしてこんな酷い打線のチームが交流戦明け以降で勝ち越したうえでリーグ2位を維持しているのか不思議で仕方ありません。

しかし、異常な酷暑の中で野外球場を本拠地にするチームがこういう戦い方が出来るのはせいぜい今月半ばまで。

大瀬良の3勝目は素晴らしい事である一方で、昨年より早い崩壊の足音は確実に近づいていると言えるでしょう。