10回戦(5勝3敗2分)
勝利投手 中村優1勝1敗
敗戦投手 森4勝3敗
(C)-
(S)増田1号③
打点
(C)-
(S)赤羽①伊藤①増田③
投手
※数字は自責点
(C)森⑤-岡本-滝田-高橋
(S)中村優-大西-矢崎-清水-松本健
先発森は初回に先制点を許すと6回に力尽き5失点で降板。
打線は9安打を重ねながら無得点に終わる拙攻。
完封負けを喫して連勝が3で止まる。
秋山がプロ通算300二塁打を達成。
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酷暑の影響か、はたまたあまりにこの球団に魅力がないのか、試合開始直後から空席が目立つマツダスタジアム。
とはいえ、それでも完売している年間指定席の効果もあり、今日も2万人以上の動員を記録しており、年間でも旧市民球場最終年を軽く超えるほどのペースを維持している以上はさほど悲観的なものではないと個人的には思えます。
もっとも、試合の結果と内容の話となるとこれまた別です。
先発の森翔平は、初回にいきなり失点を喫しながら何とか試合を5回までは作っていたのですが6回に3ランを浴びるなど4失点と力尽きた形で降板。
7点差を守り切れず逃したキャリアハイの5勝目になかなか届かないもどかしさを感じます。
もっとも、彼のようなシーズン開幕投手から先発ローテーションを守る経験が初めての投手にとってこのオールスター戦前後はそろそろ調子を大きく落とす季節。
あの床田寛樹ですらなかなか二桁勝利に届かなかった訳ですから、このシーズン開幕前の下馬評を覆す活躍を見せている左腕にはまさに正念場という事かと思います。
一方で交流戦明けから2点しか取れない「2点打線」は初対戦となるルーキーの中村優斗に7安打を浴びせながら無得点で遂に「0点打線」へ。
ここ最近の試合でコロコロと入れ替え続けている2番打者に「お誕生日だったから」というふざけた理由で思いついたとしか考えれない田中広輔の起用など迷走ぶりが続いている反動かと思えます。
また、2番起用で効果的な活躍を見せていたサンドロ・ファビアンが2試合連続無安打で今日も好機で凡退している事を考えると4番でファビアンを起用する為にかえって上位打線が安定しなくなっているように思えます。
まあ、好機で弱い打者揃いなので打順を組み替えるだけでどうにかなるものでもないかもしれませんが、少なくともロートルを起用して遊んでいる今の新井監督のやり方で結果が好転するとも思えません。