吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

07/05(土)△「何も残すつもりがない監督」(カープ2025)

読売ジャイアンツ0-0広島東洋カープ

13回戦(7勝5敗1分)

東京ドーム

 

本塁打

(C)-

(G)-

 

打点

(C)-

(G)-

 

投手

※数字は自責点

(C)玉村-島内-森浦-ハーン-中崎-栗林-岡本

(G)グリフィン-田中瑛-バルドナード-中川-船迫-ケラー-石川

 

先発玉村は安定した投球で6回を無失点に抑える投球。

打線は4回まで毎回走者を出しながら繋がらず無得点。

リリーフ陣が無失点で耐え抜くも3試合連続無得点で引き分け。

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「可哀想…」

カープのスタメン発表で1番に末包昇大の名前が告げられた時に、隣の席のご婦人が思わずそうつぶやいた言葉が大変印象に残っています。

酷暑の中にあって比較的比較的快適な環境で観戦が出来た東京ドームでの試合。

しかし、試合自体はひたすら見ていてイライラするだけの本当に本当につまらない試合でした。

先発の玉村昇悟は打線の援護がない中でリリース陣の力も借りながら何とか勝利を掴んだ前回以上に援護がない展開にあって素晴らしい投球を見せてくれました。

6回を被安打3奪三振5与四球は0のうえで、66球でまとめるという今季でも出色の好投。

直後に代打を出されて降板しましたが打線からまともな援護点を得られればプロ入り初の完封を狙う事もできたかと思えます。

それだけに3試合連続無得点という恥知らずな打線と、それに対して見当違いな対策しか考えない間抜けなベンチには怒りしか覚えないです。

上記の通りファンも…そして本人も遅くら唖然としたであろう末包の1番起用。

それにに加えてサンドロ・ファビアンを3番に上げた代わりに4番には小園海斗を起用と相変わらずの意図が全く分からない打順で臨んだ打線は今日も全く機能しませんでした。

末包はブンブン出鱈目にバットを振り回すだけで明らかに最近のコロコロと代わる自身の打順への戸惑いが隠し切れないかのよう。

加えてせっかく四球で出塁しても恐らくエンドランの失敗かあっさり盗塁死を喫し、直後に中村奨成が三塁打を放つというちぐはぐぶりです。

末包は走力含めて身体能力は申し分ないものの、故障がちなうえにそれほど起用に複数の役割をこなせるような選手ではありません。

そもそも新井監督自体が、若手時代に同じく走力に優れていたにも関わらず最近の末包のような便利屋ではなく、あくまで中軸から下位で長打力を活かして大きく育てるという意図での起用で大成した事実を考えると誰も幸せにならない場当たり的な起用と言わざるを得ません。

野間峻祥や、上本崇司、田中広輔といったロートル達を未だにベンチの置物にする為だけに一軍に登録している事と共に、こういう部分を見ると本当にこの監督は自身の任期中に何も残さずにチームを去るつもりという事が改めて分かります。