吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

07/06(日)○「たとえ監督が投げやりでいい加減でも」(カープ2025)

読売ジャイアンツ2-3広島東洋カープ

14回戦(8勝5敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 森浦2勝2敗

敗戦投手 大勢5勝3敗1セーブ

セーブ投手 ハーン1勝1敗7セーブ

 

本塁打

(C)中村奨4号①-

(G)-

 

打点

(C)中村奨①菊池②

(G)オコエ①増田陸①

 

投手

※数字は自責点

(C)佐藤柳①-中崎-島内-森浦①-ハーン

(G)赤星①-中川-大勢②-船迫

 

先発佐藤柳之介は安定した投球も5回裏にプロ初失点を喫し1失点で降板。

打線は6回表に中村奨成の本塁打で追いつき9回表に菊池の適時打で逆転。

リリーフ陣は森浦が失点も、土壇場での逆転劇で連敗を2で止める。

野間が史上539人目の1000試合出場達成。

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なんと2試合通じて両チーム入った得点が僅かに1という考えられない貧打戦となっているこのシリーズ。

また、カープはこれで3試合連続36イニング連続無失点という惨憺たる状況。

これに対して試行錯誤と称しながら率先してパニックになっているだけの新井監督以下のベンチは坂倉将吾と末包昇大を外して会澤翼、野間峻祥をスタメンで起用するという策に出てまたまたファンを呆れさせただけでした。

先発が佐藤柳之介である事からアツの起用は仕方ないにしても…今週は僅か1試合しか打席に立っていないばかりか、この連戦に至っては初戦の国歌斉唱時に上本崇司と共に見せたいい年した大人とは思えないヘラヘラした態度の悪さが内外のファンの非を浴びていた事だけが目立った野間の5番での起用はさすがに理解に苦しみます。

どう考えても新井監督はかつてのチームメイトである彼が今日で1000試合出場だからという理由だけで起用したとしか思えない酷さです。

案の定、打線は機能せず5回まで僅か1安打で2塁すら踏めず連続無得点イニング数は40に到達。

どう考えても2011に達成した球団ワーストかつリーグワースト記録の50イニングを超えるのは確実に思えたのですが…中村奨成の本塁打で何とか更新を阻止はできました。

ちなみにこの得点以前の最後の得点もまた中村奨成の本塁打でもありどれだけ打線が繋がらなかったのかと愕然とする思いです。

加えて終盤の好機でどう考えても今日の先発である赤星優志にタイミングがあってない矢野雅哉に代打を出さずに好機を逃したばかりか、ビハインドの9回表には先頭打者のサンドロ・ファビアンが安打で出塁したにも関わらず、続く小園海斗には普通に打たせて凡退させるという無策ぶりをベンチが発揮。

しかし、最終的には直後に打線が繋がり菊池涼介による実に49イニングぶりの適時打により難敵である翁田大勢の攻略に成功するという奇跡的な逆転勝利を収めたのですから分からないものです。

これだけ新井監督以下、ベンチが投げやりかついい加減だったにも関わらず勝ててしまったのですから。

それだけに来週以降もこのチームのベンチは反省も振り返りもせずに同じ失敗を来週もどうせ繰り返すのでしょう。

 

とはいえ、打線がこういうまぐれ当たりを連続して出せたのも先発佐藤柳之介以下投手陣の頑張りがあったのは勿論です。

特に前回登板でプロ初勝利を挙げたばかりの佐藤柳之介はやや制球が荒れ気味ではありましたが、相変わらずの安定感。

なによりプロ初失点した直後に1塁走者のオコエ瑠偉を牽制で冷静にアウトにした姿など大変頼もしいもので、打線とベンチが少しでもまともなら6回以降も試合を作ってくれたのは間違いないでしょう。