15回戦(8勝6敗1分)
勝利投手 石川4勝3敗セーブ
敗戦投手 森下5勝11敗
(C)ファビアン11号①
(G)丸2号①
打点
(C)ファビアン①
(G)岸田①-リチャード①-坂本①-佐々木①-丸①
投手
※数字は自責点
(C)森下②-中崎②-ハーン-高橋-松本①
(G)横川①-船迫-石川-中川-大勢-ケラー
先発森下は6回まで1失点の好投も7回途中に負傷降板し後続の中崎が打ち込まれる。
打線は4回裏にファビアンの本塁打で先制も以降は繋がらず1得点。
9回表にも松本が追加点を許し、オールスター戦挟んで4連敗。
------------------------------------------------
前半戦最終カードで投手陣が崩壊したばかりか、新井監督の坂倉将吾に対するパワハラ紛いの愚行によりチームそのものが空中分解したチーム。
また、矢野雅哉、坂倉将吾、サンドロ・ファビアン3人の野手が選ばれたオールスター戦でもおちゃらけた緊張感のない雰囲気もあって乱打戦となったにも関わらず、放った安打がファビアンによる単打のみに終わり到底後半戦への期待をもてるものではなかったのですが…。
蓋を開けて見れば、打線は打てず、先発投手は負傷降板とそれ以上の最悪の「再開幕」となってしまいました。
前回登板で実に球団史上17年ぶりに前半戦だけで10敗を喫する投手となってしまった森下暢仁は、先制した直後に失点をきっしたとはいえそれでも6回終わって1失点。
防御率、WHIPなど諸数値を見れば到底10敗している投手には見えず、このチームで投げる事がもはや罰ゲームとしか思えないこの右腕は打っては1安打と今日も涙ぐましい活躍を見せてくれましたが、7回途中にマメを潰して負傷降板。
負傷した投手が出る度に出る「監督の酷使が祟った」という安易な意見には賛成は出来かねますが、試合をしっかり作っても作っても勝利はおろか黒星ばかりが重なるという状況が良い影響を与えなかったとしか思えません。
また、森下は例年夏以降は調子を落とす傾向のある投手。
どう考えてもモチベーションが下がり続けるこういう状況でなおも好投を続ける事を期待するのは酷かと思えます。
というより、そういう状況でなおも数字を残せる投手など近年でも前田健太ぐらいのものでしょう。
一方で、前節に敗れたとはいえようやく繋がった打線は今日はファビアンの本塁打による1得点のみ。
よくよく考えたら前節の対戦相手は投手陣がほぼ崩壊しているも同様なチームでしたから、多少得点を取れたところで知れたものという事を忘れていました。
オールスター期間中に末包昇大が「パワハラ紛いの監督」をよそに選手だけで決起をよびかけたという事だそうですが…結局、このチームは今季は最後までこんなものかと思えます。
それにしても全く機能しないファビアンの四番起用をしつこく続けたわりに、前節である程度機能した大盛穂、羽月隆太郎による1番2番コンビをあっさり解体したのは不可解としか言いようがありません。
まあ、それが今の新井監督という事なのでしょう。
後半戦のカープの試合のチケットを購入済のファンにはなんともご愁傷様な事です。
