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カープと趣味の日記

09/27(土)●「踏まれるだけでは麦は育たない」(カープ2025)

東京ヤクルトスワローズ3-1広島東洋カープ

23回戦(8勝13敗2分)

明治神宮野球場

 

勝利投手 吉村8勝6敗

敗戦投手 森7勝8敗

セーブ投手 星1勝2敗15セーブ

 

本塁打

(C)-

(S)村上20号②山田12号①

 

打点

(C)佐々木①

(S)村上②山田①

 

投手

※数字は自責点

(C)森③-鈴木-益田

(S)吉村①-荘司-大西-星

 

先発森は序盤に立て続けに本塁打を浴びて5回3失点で降板。

打線は初回に佐々木の適時打で先制も以降は9残塁残塁

若手中心のスタメンが全く機能せず2連敗で今季最後のビジター戦を終える。

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今季、散々な結果に終わったビジターでの試合も今季で最後。

完全に若手主体モードに入ったチームは床田寛樹、栗林良吏、島内颯太郎、森浦大輔すらも登録抹消してただでさえ弱いチームが手を抜いて戦うという姿でこのような状況で球場にかけつけたファンに対する無礼を働きました。

それだけならまだしも遊撃手に二軍ですらほとんど守った事がない内田湘大を起用したり、佐藤啓介を左翼で起用したりと空いてるポジションにとりあえず選手を放り込むという野球ゲームでもやらないような無茶苦茶な起用。

つくづく、新井貴浩という監督は自身が率いているチームの若手選手を知らなければ興味もないという事なのでしょう。

せめて彼がこの3年間で自身の息子の試合と同じぐらいには二軍の試合に興味を持って欲しかったですね。

汎用の応援歌まみれという応援するうえでも大変盛り下がるスタメンで始まった試合ですが、案の定ほとんど機能せず。

初回に「単打マン」こと佐々木泰の適時打で先制はできたものの単打を無意味に重ねるだけで得点圏では全くお話にならない打棒に終始。

はっきり言って今日、出場した若手選手が来月で戦力外通告をされても私は何ら驚きもしなければ悲しむも覚えないでしょう。

要するにどいつもこいつも能力も無ければ才能もないのです。

その点、今日現役引退を発表しながら、目の覚めるような快打を放った川端慎吾の方がこのチームの若手の誰よりも素晴らしい打撃を見せていた事からもその厳しい現実は分かるでしょう。

こうして、この敗戦で20年ぶりの最下位転落はほぼ確実とも言える状況になってきました。

今季大きく低迷した事はそうですが、それ以上に向こう10年以上はそれが継続すると思われるぐらいに若手に全く期待できない事が何よりも悲しい事です。

自身の続投が決定した直後に「麦のように…」と安っぽいヒロイズムあふれるセリフを新井監督は吐きましたが、そもそもまともな種籾と適切な栽培方法を取らなければまともな麦は育ちません。

その肝心な種籾すらこのような粗悪品揃いでは未来に期待する事は無理と言うもので、決して踏まれるだけでは麦は育たないのは当たり前の事なのです。

痛みを伴う改革」と昨年、上辺だけのセリフを吐いた挙句、痛みをファンにしか強いなかった卑劣漢には、結局のところそれが分からないし理解する気もないのでしょう。

 

広島での開幕戦に始まり久方ぶりの北海道遠征とカープと共に旅を続けた今季の私の現地での観戦も今日が最後となりました。

他の多くの関東のファンと同じく私もかつてないほどの大幅な負け越しとなってしまい大変厳しい結果。

そんな事もあり、新井監督の続投は本当に残念ですし納得もいきません。

正直、来季も同じペースで現地へ駆けつけられるかは分かりませんが…

 

また球場でお会いしましょう。

 

2025年観戦戦績

25試合6勝18敗1分