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カープと趣味の日記

「失望する準備は既に出来ている(カープ2026年シーズン展望)」

既にシーズン前から結果は決していると断言して良いかと思います。

何の成果も進化もなく3年目のシーズンも惨敗に終わったにも関わらず監督を続投させたうえ、日本球界復帰を表明したかつてのエースかつ「球団の恩人」でもあった前田健太を無視するという無礼を働き多くのファンの失望と怒り買った末に果てはキャンプイン直前に起こった羽月隆太郎の違法薬物使用による逮捕と解雇という球史に拭い去りがたい汚点を残したという異常事態。

そのショックからかキャンプイン時から無表情で死んだ魚のような虚ろな目をした指揮官の下、投手陣に故障者が続出するなど終始低調だったチームはオープン戦でも大幅に負け越し、全体で10位、セ・リーグだけでいえば最下位という結果。

投打に攻走守と、どこを切り取っても良いところがほとんどなくはっきり言ってこのチームについては順位予想をするという行為そのものが無意味と言い切って良いでしょう。

 

広島カープ 2026年開幕戦に臨むメンバー

 

投手

11 齊藤汰直

13 森浦大輔△

19 床田寛樹△

21 中﨑翔太

26 益田武尚

38 赤木晴哉

41 鈴木健矢

42 F.ターノック

43 島内颯太郎

68 T.ハーン△

98 辻大雅△

※△…左投

 

捕手

31 坂倉将吾△

32 石原貴規

 

内野手

0 勝田成△

5 小園海斗△

10 佐々木泰

33 菊池涼介

49 渡邉悠斗

69 辰見鴻之介

94 佐藤啓介△

95 E.モンテロ

99 二俣翔一

 

外野手

9 秋山翔吾△

37 野間峻祥△

51 平川蓮□

59 大盛穂△

61 S.ファビアン

96 中村奨成

※△…左打□…両打

 

 

キャリア初の開幕投手が内定している床田寛樹を筆頭に森下暢仁、フレディ・ターノック、栗林良吏、岡本駿、森翔平で何とかローテーションを固めた先発陣は大瀬良大地がほぼ前半戦絶望の故障離脱があったうえ、床田と森下がいずれもオープン戦期間中全く良いところがありませんでした。

特に森下の投球の酷さは目を覆うばかりで昨季シーズン途中で離脱した故障の影響はかなり大きいと感じられますし、どう考えてもシーズン最後までローテーションを守れるとは到底思えません。

また、新外国人のターノックやリリーバーから転向した栗林、岡本は全くの未知数なうえにこれまたオープン戦での投球もさほど安定感は感じられず前向きに捉える事は困難ですし、森に至ってはそもそも他チームならローテーションに入れるようなレベルの投手ではありません。

例年のカープは先発投手が何とか試合を作り続けて僅差での試合を勝って交流戦辺りまでは善戦するものの先発陣に疲れが見えて来る夏場から一気に崩壊するという「様式美」を持つチームでしたが…今季の顔ぶれを見ると開幕からローテーションが崩壊する可能性は限りなく高いと言えるでしょう。

また、その場合に穴を埋める投手にしても下位指名の大卒新人に過ぎない赤木晴哉程度のもの。

今季は早いうちに試合が事実上決してしまい、後に早々に観客が球場を去るという展開が多く見られるかと思います。

 

一方で、栗林が先発に転向したリリーフ陣もその中核を担う島内颯太郎が極度の不振に陥っている事や今季復活を目指した黒原拓未の故障離脱などもありこれまた勝ちパターンといえる投手リレーを未だに見つけ出せずにいる状況です。

一応、クローザーは森浦大輔が務める事になりそうですがそこに繋げるまでの存在感のある投手が見当たりません。

仕方がないので、上記の島内に加えてテイラー・ハーン辺りが務める事になるのでしょうし、オープン戦終盤でアピールした新人、斉藤汰直という好材料はあるもののチーム全体で見るとどう好意的に捉えても僅差を守り抜ける能力は皆無と考えるべきでしょう。

 

とはいえ、これら投手陣に輪をかけて酷いのが近年のチーム低迷の最大の戦犯と言える打線です。

今季は新人ながらオープン戦全体で最多安打を放ち山本浩二以来57年ぶりの大卒新人として開幕スタメンが確実な平川蓮、同じく新人ながら攻守で存在感を見せた勝田成に、オープン戦期間ほぼ全試合で四番を務め続けた佐々木泰と若手の活躍が数少ないチームのポジティブな要素にはなったのは確かですが…それでも実績の全くない彼らに主力クラスの活躍をいきなり期待するのはあまりに酷な事と思えます。

むしろ矢野雅哉、末包昇大といった昨年までは主力クラスの期待がかけられていた中堅選手が今季は軒並み一軍で全くプレー出来ていない事が開幕直後から大きく響く事になるでしょう。

どうやら、新井監督は羽月の不祥事を経て彼のような半端な中堅選手の起用を拒む事に決めたようです。

まあ、ある程度以上には信頼し起用し続けていた選手があのような事件を起こしてチームを去ったとなると似たような存在の選手に対しても疑心暗鬼になるのも無理からぬ事。

残念ですが、現監督体制が続く限り彼ら中堅選手達が一軍の試合で起用される事は金輪際ないでしょう。

まあ、あれだけやる気と情熱を失ってしまった状態である以上、新井監督自身がシーズン終了まで持つとも思えませんが…。

中堅選手が皆無な存在感である以上、頼みは小園海斗や坂倉将吾といったある程度実績のある選手や菊池涼介、秋山翔吾といったベテランにサンドロ・ファビアン、エレフリス・モンテロの助っ人勢なのですが…はっきり言ってこの中でちゃんとオープン戦である程度目立っていたのは既に衰えが隠し切れない筈の菊池程度のもので、あとは低調なパフォーマンスだらけ。

実際に、オープン戦期間通じてのチームの得点数はさほどでもなく、やはり今季もこのセクションがチームの足を引っ張り続ける事なのでしょう。

 

 

上記の通り、元来戦力的に到底戦える状況ではない事に加えて今季は羽月の不祥事が大きく影を落とすかと思えます。

一昨年前に主力選手の不祥事が起きた西武ライオンズは開幕から低迷して最下位でシーズンを終えましたが、不祥事の質としては今季のカープはそれをはるかに凌ぐほどのものです。

何しろ現役の日本人選手が刑事事件で逮捕立件されると言う最悪の事態なのですから…。

しかも松田元オーナー兼球団社長以下カープフロントは選手に対するヒアリングや薬物検査などで球団内に薬物が蔓延しているという疑惑の払しょくを怠ったうえに、まともな記者会見すら未だに拒んでいるという厚顔無恥ぶり。

はっきり言って、これでよく今季はプロ野球の興行に参加させて貰えたものだと感心してしまうほどです。

しかし、そのような球団のいい加減な対応は結局のところ大きな報いとして数年に渡ってこのチームに返って来るでしょう。

坂倉や島内、それに床田といった今季FA権を取得予定の選手たちは間違いなく全員チームを去るでしょうし、このような企業としての基本的なコンプライアンスが欠如した球団に有望な選手は入団したがらない事は目に見えています。

当然ながら観客動員の減少にも歯止めがかからないでしょうし、昨季以上に空席が目立つスタジアムを見る事が大半になる事でしょう。

そもそも論として、このような弱くやる気もないうえに基本的な社会通念すら欠如した組織がたった12球団しかない我が国最大のスポーツ興行組織にいつまでも参加を許して貰えるとは私には到底思えません。

さすがに球団解散とまでは言いませんし、そんな事はこの命に賭けてもさせるつもりはありませんが…球団の在り方を根本から変えるような何らかの変化をこの10年以内に強いられる事になると、むしろ私は予想していますし覚悟しています。

 

 

今季の展望を語るつもりが途中で話がとんだ方向へ脱線してしまった形ですが…如何にこのチームが全ての面で絶望的な状況でシーズン開幕を迎えようとしているか分かって頂けたかと思います。

残念ですが上記の通り既に戦う前から結果は最下位と決定している訳ですから、今季に関しては「開幕何試合目で勝利を挙げられるのか?」「シーズンで一体このチームは何敗を喫するのか?」「連敗のワースト記録を更新するのか?」「監督は何月で途中退任するのか?」と言った事を予想した方がまだ現実的かと思います。

 

低迷と失望が約束されたシーズンをどう過ごすか…。

開幕戦観戦の為に地元広島へ帰省する荷物をまとめながら、同時に私はその準備もしないといけません。