広島東洋カープ5-2読売ジャイアンツ
1回戦(カープ1勝)
勝利投手 森下1勝1敗
敗戦投手 ウィットリー1敗
セーブ投手 中崎1勝1セーブ
(C)ファビアン1号②大盛1号②
(G)-
打点
(C)ファビアン②大盛②モンテロ①
(G)増田①中山①
投手
※数字は自責点
(C)森下②-ハーン-森浦-中崎
(G)ウィットリー④-田和-船迫
先発森下は要所を抑える投球も6回1/3で連打を浴びて降板。
打線は試合中盤にファビアンと大盛の2ランで先行し5得点。
僅差の終盤をハーン、森浦、中崎が無失点で切りぬけ逃げ切り2連勝。
中崎は7年ぶりのセーブを記録。
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元カープの選手かつ当時読売コーチだった木村拓也氏がマツダスタジアムでの試合前に倒れたうえ回復ならず急逝してからちょうど16年目となった日に初戦を迎えた読売戦。
今季の同カードの初戦となった試合中継で解説の緒方孝市氏と山内泰幸氏が故人の思い出を語るのを聞いてあの時の衝撃と悲しみを改めて思い出した次第です。
一方で、今日の広島は「花冷え」と呼ぶには寒すぎる大変な冷え込みとなりました。
ベンチに置かれたストーブで暖を取る選手たちの姿以上に、寒々と感じたのは2万枚以上のチケットが売れている筈にも関わらず球場に空席が目立った事。
さすがに平日ナイターとはいえ今季最初の読売戦としては大変寂しい光景でこのチームの9月以降の未来の姿を見るかのよう。
実際、始まった試合も大変お寒い立ち上がりとなりました。
前回、散々な内容で早々に降板した森下暢仁は初回2回と安打を浴びて安定した立ち上がりとは言い難かったですし、打線は初対戦となる新外国人右腕フォレスト・ウィットリーの前に3回まで無安打という相変わらずの低調さ。
正直、森下が4回表に満塁のピンチを招いた時点で勝機はなくなったかに見えましたが…森下が辛くも抑えた直後にサンドロ・ファビアンが今日の初安打が先制2ランとなり先制するという展開に持ち込めました。
佐々木泰や小園海斗といった中軸を打つ打者が低空飛行を続ける状態にあって長打を放ってくれるファビアンやエレフリス・モンテロの存在はやはり大きいと改めて感じる次第です。
その後、チームで数少ない好調な打者である大盛穂の2ランという意外な形で追加点を挙げてあとは森下がどこまで投げられるかというところだったのですが…その森下は7回1死から突如として崩れて得点圏に走者を残したままテイラー・ハーンにマウンドを譲ったのは残念です。
前回もそうなのですが、やはり度重なる故障の影響かかつてのような圧倒的な活躍を彼に求めるのはもはや難しいと改めて思われます。
まあ、今日に関してはなかなか点が入りそうにない展開で何とか相手先発より失点せずにもった事だけ良かったと考えるしかありません。
そして、こういう試合展開になると気になるのが先週から逃げ切り失敗を繰り返している継投。
ハーンの後は森浦大輔も無失点何とか凌いだ最終回のマウンドに上がったのは何と中崎翔太。
彼が最後にセーブを挙げたのは今日先発した森下暢仁も入団していない前の前の監督の代の2019年の事で、彼がクローザーだった事を覚えているファンがどれだけ覚えているか…?
勿論、私は見ていられないので7年前と同じく試合の視聴を取りやめて試合が終わるのを待ちました。
しかし、結果はあっさりと3人で締めるという大変珍しい形で実に7年ぶりのセーブを記録。
あまりの見事なマウンド捌きぶりにあのマウンドに立っている汚いヒゲ面の男は一体誰なのかと考え込んでしまったほどです。
現状のブルペンを見るとクローザーは流動的になり固定は当分できないでしょうが…そんな中で現れた復活劇は感慨深いものがあります。
久しぶりに動き出した「クローザー中崎の時間」はどれだけ続くのか見届けたいものです。