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カープと趣味の日記

08/01(土)●「朽ちて折れた花」(カープ2020)

読売ジャイアンツ11-3広島東洋カープ

7回戦(カープ1勝5敗1)

東京ドーム

 

勝利投手 田口2勝

敗戦投手 床田1勝4敗

 

本塁打

(C)ピレラ6号①鈴木誠10号①

(G)岡本14号④

 

打点

(C)鈴木誠②ピレラ①

(G)ウィーラー②丸①中島②岡本④岸田①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田②-島内-ケムナ⑦-菊池保

(G)田口②-宮國①-堀岡

 

先発床田は2回以降乱調で失策絡みで逆転を許し3イニング4失点で降板。

打線は初回に鈴木誠也の適時打で先制も以降は繋がらず大量ビハンドになっての本塁打の得点のみ。

3番手ケムナも2イニング7失点の大炎上し大敗による2連敗でカード負け越し。

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昨日、「まともな先発が残っていない現状ではカード3連敗は確定的」と書きましたが…今日もやはり外れる事がない「約束された敗北」となりました。

とはいえ、先発が試合を作れず打線はほとんど打てず守備は乱れてリリーフも打たれまくるというそれこそ初回の堂林翔太の好守以外は見る価値もなければやる価値すらない試合になったのですから、やはりやるせなさを感じます。

今季は、まともな投球が何一つ出来ていないにも関わらず投手不足から未だにローテーションに入っている先発の床田寛樹は今週初めの九里亜連のようにはなれませんでした。

とはいえ、これはチームの敗北同様に分かりきっていた事です。

昨年は大活躍をして伝統的に「左腕不毛の地」とも形容できたカープにあって久しぶりに「綺麗に咲いた花」とも呼べた彼ですが、すっかり朽ちて折れてしまいました。

逆転と追加点を許した場面こそ緩慢極まりない松山竜平長野久義の守備に足を引っ張られた形ではありますが、その前に前述の堂林や、三好匠の好守に助けられながらも、あっさり打ち込まれていたのが根本原因であるという事実を考えると、やはり彼は先発させるべきでなければ一軍にいるべき投手でもないという事です。

立ち直りのきっかけはおろか、もはや何を投げてもどこに投げても痛打される予感しかしないこの左腕で投げる姿にはもはや痛々しさしか感じません。

他の投手がいないという事情を差し引いても、今日にでも登録を抹消して一軍から「開放」して来季以降に再起を期すべきだと思います。

まあ、他の左腕同様にそのまま「自分探しの旅」に出て帰って来ない可能性もありますが…。

 

また、今季、ここまで防御率1点台とミドルリリーフとして健闘を見せていたケムナ誠は2イニングで7失点と大炎上で床田と共同で試合をぶち壊して、これまた膨らみかけた期待を踏みにじる結果となりました。

もっとも、彼に関しては床田とは異なり今季開幕当初、期待はおろか、存在すら忘れられていたレベルの投手ですから逆にこの大きな挫折を克服出来るかの試験の機会を一度ぐらいは与えるぐらいは良いかとは思えます。

どうせ、今季のこのチームは、試合の大体においての惨敗するのですし…。