4回戦(カープ1勝3敗)
勝利投手 小川4勝
敗戦投手 床田1勝2敗
(C)-
(S)-
打点
(C)鈴木誠①松山①西川②
(S)村上③小川①西浦①エスコバー③山崎①
投手
※数字は自責点
(C)床田④-ケムナ-スットコ③-島内-フアンスア
(S)小川②-マクガフ-寺島②-梅野-星
先発、床田は初回から連打を浴びて失点するなど乱調で5イニング5失点でKO。
打線は鈴木誠の犠飛や松山の適時打で序盤にビハインドを2度追いつくも勝ち越せず4得点。
中盤以降もスコットやフランスアが失点を重ねる投壊劇を見せて惨敗。
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前回登板時に序盤から有り余るほどの大量援護を貰ってようやく今季初のQSと初勝利を手にしていた床田寛樹。
これをきっかけに立ち直って欲しいとファンの誰もが抱いた願いは試合開始5分程度打ち砕かれました。
初回にいきなり4連打で失点すると、3回には投手相手にあっさり適時打を打たれてしまうというまったくお話にならない投球。
それでも運良く5イニング目まで2失点と凌いではいましたが、案の定そこで力尽きて被安打11に5失点という結末…。
昨年の活躍で「左腕不毛の地」に舞い降りた期待の投手ではあったのですが…残念ですがそれは完全に過去の話。
もはや、先発ローテーションに入っていて良い投手ではなくなったと言い切って良いでしょうし、それどころか明日にでも登録抹消となっても何ら不思議ではありません。
先発投手がまったく試合を作れないと来たら、次に来るのは悲惨極まりないリリーフ陣。
5回1死の場面で登板したケムナ誠こそ1 2/3イニングを無失点で抑えたものの、以降はテイラー・スコットとヘロニモ・フランスアが試合を完全に終わらせてしまいました。
今週の敗戦はいずれも先発が試合を壊してリリーフ陣が止めを刺すというのがお決まりのムーブでしたが、今日もそれがあっさり決まった形です。
特に前回登板時で満塁弾を浴びた村上宗隆相手にまたしても致命的な当たりを打たれた末に3失点を喫したスコットに至ってはもはやプロ野球選手と呼べる代物ですらありません。
球団や、スカウトの調査不足…というよりここまで来ると同姓同名の別の競技の選手と間違えて契約してしまったのではないかとすら思えてきますし、ここまで酷いと2009年のスコット・ドーマン以来のシーズン途中での解雇も球団は真剣に検討すべきでしょう。
しかし、それは「いつもと同じ普通のシーズンなら…」という前提条件の話。
今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で旅行やビジネスとあらゆる面において日本と世界中の人々の行き交いが制限されているうえに、未だにメジャーリーグは開幕出来ずマイナーリーグに至っては今季の開催は中止という国内外の特殊な情勢があります。
つまり、仮に彼を解雇しても代わりに投手を連れてくる事は事実上不可能という事です。
また、何よりもあんな投手でも2軍では他の投手に比べればいくつか結果を残している訳ですから、若手についてもこれ以上は誰も上げるべき投手がいないという事に他なりません。
要するに今季に関してはいくら助っ人がダメでも諦めるしかない…という事です。
まあ、どうしても我慢出来ないなら、私達が出来ることはスコットがマウンドに上がった時点で試合の視聴を取りやめるぐらいでしょうか…。
私も明日からはそうするつもりです。