3回戦(カープ3勝)
勝利投手 床田2勝1敗
敗戦投手 吉村1勝2敗
セーブ投手 栗林5セーブ
(C)宇草2号②
(S)-
打点
(C)宇草②
(S)-
投手
※数字は自責点
(C)床田-栗林
(S)吉村②-山本-木澤
先発床田は3塁を踏ませない安定した投球で8回を無失点で投げ切る好投。
打線は6回まで散発3安打の拙攻も7回裏に宇草の2ランで先制。
待望の先制点を最後まで無失点で守り抜いて4連勝を飾り勝率5割復帰し4位浮上。
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東京ヤクルトスワローズの選手…ではなく東京サントリーサンゴリアスの選手たちが出迎えてくれる曇天の外苑前駅から歩いて辿り着いた今季最初の神宮球場。
今日座る座席は外野の前列の方なのですが…開場直後から座っていて1本たりとも打撃練習しているカープの選手の柵越えが見られません。
そのことを駆け付け一杯がてらに何となくビールの売り子さんに言ってみたら「今年はボールが飛ばないらしいですね」となかなかコアな内容の返しをしてきてくれました。
しかし、そんな売り子さんに対して私は思わず更に返してしまいました。
「いや、うちのチームだとそれあんまり関係ないから…」と。
実際、試合が始まると両チームとも得点が入る予感が全くしない展開。
この事を予感していたのかどうか分かりませんが、何故か試合前にキャッチボールの前に素振りをしていた床田寛樹は、今日も素晴らしい投球を披露。
初回にいきなり安打を浴びたものの以降は危なげない投球を見せ続けたうえに、5回裏には矢野雅哉と菊池涼介による超絶美技での併殺などもあって援護がない中でスコアボードに0を刻み続けてくれました。
一方で打線は相手先発の吉村貢司郎の前にこちらも6回まで3塁すら踏めない相変わらずの拙攻を披露。
先週は3番に定着したかのように見えた野間峻祥も今日は機能せず、最終的に打線上に3割打者がいなくなるという始末です。
しかし、全く得点が入る予感すらしないまま進んだ7回裏に宇草孔基が鮮やかなさく越えの1発を見せて待望を先制点をもたらしてくれました。
宇草は4/20の読売戦では代打本塁打を見せてこれが今季2試合目のスタメン出場。
周知の通り大変な弱肩である為、彼のスタメン起用は守備のリスクに目をつむって長打を期待するという意図があったのは明らかでしたが見事にそれに応えてくれた形です。
これでチームは4連勝に勝率5割復帰、更には4位浮上とはなりましたが…今週もこの戦い方だとさすがに厳しい感じはします。